JSTさくらサイエンスによるインドの高校生が見学
8月19日、さくらサイエンス・ハイスクールプログラムにより、インドの高校生約40名が柏キャンパスへ見学に来訪しました。このプログラムは、科学技術振興機構(JST)が企画するもので、海外の優秀な高校生に日本の理系に優れた大学を訪問してもらい、第一線の研究・教員にふれて大学の魅力、ひいては日本の科学技術を感じてもらうことを目的に実施されています。
柏キャンパス全体の紹介および大気海洋研究による講演の後、物性研の見学を行いました。徳永将史教授の案内による附属国際超強磁場科学研究施設では、コイルに電流を流すことで磁場を作り出す原理や、強い磁場ではコイルが外側に向かって力を受ける原理が説明されました。参加者からは「爆発する実験を行うとき、人はどうしているのか?」「発生する磁場の強さをどこのポイントで測るのか」などの質問があがりました。
続いて附属極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR)では、小林洋平教授から身近なところで使われているレーザーに始まり、精密時計となるレーザー、加工用レーザー、病気の呼気診断への応用などの研究事例が紹介されました。最後に「なぜレーザーで物を切ることが出来るのかを解明するには、まだ10年はかかるでしょう。皆さんが研究、解明するチャンスかもしれません。」との言葉がおくられました。
関連ページ
- JSTさくらサイエンスプログラム
- 附属国際超強磁場科学研究施設
- 附属極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR)
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(公開日: 2025年08月22日)