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キャンパスライフ

物性研は柏キャンパスに拠点を置き、 宮城県仙台にあるNanoTerasuおよび兵庫県播磨にあるSPring-8の放射光、茨城県東海村にあるJRR-3およびJ-PARCの中性子を活用する大型実験設備を構えています。緑豊かな柏キャンパスには、海洋研、新領域環境系、生命系、物質系、物性研、カブリIPMU、宇宙線研、気候システム研、人工物研など、幅広い分野の研究所があり、これらをつなぐ一直線につなぐ通路は「知のプロムナード」と呼ばれています。 目の前に広がる柏の葉公園、周辺には国立がん研究センター、さわやか千葉県民プラザ、東葛テクノプラザ、税関研修所、科学警察研究所などがあり、市街地の喧騒を離れた研究には絶好の環境です。これら公共施設を超えると、柏の葉キャンパス駅周辺、十余二周辺、江戸川台駅周辺など、ショッピングや食事を楽しめる店舗があり、特に柏の葉キャンパス駅周辺は年々充実しています。

大学院の講義

新領域創成科学研究科に所属する場合は柏キャンパス(多くは物性研の隣の建物) で授業を受けます。新領域の科目は広く、本郷で取れない充実した内容もあると思います。

物性科学に関しては最高の講師陣がそろっているという太鼓判が押せます。

理学系および工学系研究科に所属する場合は,基本的には受講場所は本郷です。ただし、各研究科・専攻で相互に単位を認定する制度があり、柏で受講することができます。上に書いたように、物性科学に 関してはこれでも問題ありません。ただし、場の理論一般、宇宙論など物性科学以外の分野で専門的講義を受けたい場合は現在のところ本郷での講義が選択肢になります。

研究生活の特徴

物性研の本領は、何といっても恵まれた研究環境です。「面白い量子相を見つけたので,中性子散乱でスピン相関関数を調べよう」、「新しい量子構造を作ったので、発光を時間分解しよう」、「変わった表面状態があるので角度分解光電子分光にかけてみよう」というような測定も、普通ではとても得られない超強磁場や、高圧力、極低温の環境での測定なども所内でできます。

能力的にも国内屈指のスーパーコンピューターを備え、これを使いこなすために強力にサポートしてくれるエキスパートがいます。物性関係の論文誌・参考書・専門書では、最高の充実度を誇る図書室を備え、全国に貸し出しを行っています。

研究所内に強力な実験/理論グループを同時に持っているのも大きな利点です。理論系の学生は、実験に日々現れる謎など様々な刺激に接する一方、実験研究者も理論家と協力することで より深く謎に切り込んでいくことができます。

実験ってハードなの?

実験

かつては物性実験に限らず、実験研究では,徹夜でのデータ採取など、身体的に大変厳しいことも多くありました。高温超伝導が見つかった頃(1980年代)は激しい研究競争で体調を崩してしまう研究者もいたそうです。現在でも身体を使わないで良い、ということはありませんが、PCによる自動計測の普及などがあって、 徹夜実験のように不健康な形で身体に負担を与えることは激減しています。

実験

毎日、研究ばかり?

いいえ。むしろリラックスして、健康を維持し、常に頭をクリアな状態に置いて勉学・研究に励むことを推奨しています。
例えば物性研本館6Fにはジム設備、卓球台などを備え、いつでも息抜きや体力増進ができるようにしています。テニスコートやサッカー練習のできるグラウンドなどもあり、ランニングサークルなどが活動し、ボウリング大会、運動会など 全所で参加するスポーツイベントを開いています。

レク

水曜午後4時45分は I ♡ Cafe タイムです。玄関ロビーなどに集まり、コーヒーやお菓子を手に 取りとめのない話をします。もちろん、研究の話もしてしまうのですが。

本館6Fにはグランドピアノや電子ピアノがあり、学生さんが練習する姿も良く見かけます。この他、初夏にはビアパーティー、冬は音楽会等研究所構成員の親睦を図るための様々な催しがあります。

海外との接点

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物性研には常時、海外からの有力な研究者が滞在しており国際シンポジウムも頻繁に開かれ、 教科書で名前を目にするようなノーベル賞クラスの研究者が頻繁に訪れては滞在・講演をしています。また、留学や博士研究員などで数年にわたって滞在する海外の若手もたくさんいます。彼らと接することで、国際的なコミュニケーション能力を磨くことができます。

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また、研究交流や国際会議で海外に出かける機会も非常に多くあります.

2017年度からは、豊かな経験を持った国際的な活躍が期待できる人材を育成することを目的に、学生を海外の研究機関に数ヶ月派遣するプログラムも始まり、アメリカやカナダ、フランスなどに派遣されています。

通学や周辺の住環境

柏の葉

最寄駅はつくばエクスプレスの柏の葉キャンパス駅、あるいは東武アーバンパークラインの江戸川台駅です。いずれも2 km余ありますが、柏の葉キャンパス駅からの道は緑が多くて平坦で、お天気の良い日には歩くと気持ち良いくらいです。自転車も人気のある通学手段です。 また学生無料の便利なシャトルバスもあり、柏の葉キャンパス駅と柏キャンパス構内を朝夕の一定時間、10分間隔で往復します。乗車時間は5分程度、遅れることはまずありません。この他、両駅と「東大前」バス停を結んでいるのが東武バスで、 朝夕はかなりの頻度で運行されています。

ワンルーム等の宿は至るところにあり、家賃は平均都心のほぼ半額です。宿探しに困ることは余りないと思います。