ISSP - The institute for Solid State Physics

Organization
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野口研究室
准教授
野口 博司
助教
樋口 祐次
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ソフトマター、生物物理を理論、計算機を駆使して研究している。特に、生体膜や細胞の構造形成、複雑流体のダイナミクスの解明に力を入れている。そのためのシミュレーション手法の開発、改良も行っている。 例えば、赤血球や脂質膜からなる小胞のさまざまな環境下での形態変化を調べている。これまで、流れによる赤血球のパラシュート状やスリッパ状への変形や、タンパク質の吸着、化学反応による生体膜の形態変化などを明らかにしている。 また、高分子材料の破壊などの不可逆現象や高分子溶液や気泡形成を伴う流れなど通常のナビエストークス方程式に従わない流体のダイナミクスをスパコンを用いた大規模シミュレーションを駆使して研究している。

バナナ状タンパク質分子の吸着による膜変形。条件によって、様々な構造を形成する。左図: 1次元、2次元の格子状の構造。右図: 球状のコブ、円柱状の膜チューブの突起形成。
周期的に並んだ円筒後方のカルマン渦は上図のように隣り同士で逆位相に同期する。温度Tを下げると、キャビテーションが起こり、気体の層が形成されている。左図は密度、右図は渦度を示す。

研究テーマ

  1. 細胞、脂質ベシクルの形態形成
  2. 複雑流体のダイナミクス
  3. 高分子材料の破壊
  4. 流体力学計算手法の開発