Home >  ニュース > 千葉明徳高等学校の生徒が見学に来訪しました

千葉明徳高等学校の生徒が見学に来訪しました

6月6日、千葉明徳高等学校の2年生約50名が柏キャンパスを訪れ、大気海洋研究所の講義を聴講、その後物性研究所、宇宙線研究所、新領域創成科学研究科に分かれて見学を行いました。

物性研には17名が来訪し、金道浩一教授の案内により国際超強磁場科学研究施設を回りました。最初は、コイルを作っているところを訪れ(左上写真)、コイルに電流を流すことで磁場を作り出すという原理、そして強い磁場ではコイルが歪んでしまうという影響についての説明を受けました。次に1000テスラ領域の超強磁場を発生する施設を見学しました(右上写真)。前日に実験を行ったばかりという、爆発の残り香がまだ漂う実験ホールでは、装置やコイルの大きさに「工場みたい」との声が出ます。電磁濃縮法のデモンストレーションでは、学生に「Charge」と「Shot」ボタンを押してもらい、電磁濃縮法の実験を体験してもらいました(左下写真)。爆発音に一同驚くとともに、使用した後の銅のリングを触って「温かい」とエネルギーの変換を感じた様子でした。続く200テスラまでの実験を行う施設(右下写真)では、爆発を伴う実験の動画を視聴し、最後には、より長い時間磁場を発生することができるロングパルス強磁場実験棟を見学しました。

fig1
fig2
fig3
fig4

関連ページ

(公開日: 2024年06月07日)