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永山裕一氏(木村研D1)がISUILS2026のBest Poster Presenter Awardを受賞

木村研究室の永山裕一氏(D1)が、2026年9月27日から10月2日にかけてドイツ・ガルミッシュ=パルテンキルヒェンのKongresshaus Garmisch-Partenkirchenで開催された第23回International Symposium on Ultrafast Intense Laser Science(ISUILS2026)にて、Best Poster Presenter Awardを受賞しました。

ISUILSは、超高速・高強度レーザー科学に関する国際シンポジウムです。この賞は、同シンポジウムで優れたポスター発表を行った発表者に贈られるものです。

受賞対象となった発表タイトルは「Development and applications of soft X-ray spectro-ptychography system with achromatic Wolter mirror optics」です。

デバイスや機能性材料の働きを理解するには、微細な構造と、元素や化学状態の分布を結び付けて観察することが重要です。木村研究室では、色収差のないウォルターミラーを用いた軟X線分光タイコグラフィ技術を開発し、ナノスケールでの化学状態解析の高度化を目指しています。

従来の軟X線タイコグラフィでは、試料を薄く加工する必要があり、観察できる試料の厚さに制限がありました。永山氏は、厚い試料の表面をそのまま観察できる反射型タイコグラフィ技術を開発することで、この課題の解決に取り組んでいます。大型放射光施設SPring-8において独自の光学系とアライメント手法を構築し、難易度の高い反射配置での試料構造の再構成に挑んだ点が高く評価されました。本技術により、薄く加工することが難しい試料についても、表面の化学状態をナノスケールで解析できるようになることが期待されます。

関連論文

  • タイトル:Development of long working distance reflection optics for soft x-ray reflection ptychography,
    Proc. SPIE PC13620 (2025) PC136200B
  • 著者:Yuichi Nagayama, Yoko Takeo, Kai Sakurai, Takenori Shimamura, Jordan O’Neal, Kyota Yoshinaga, Yu Nakata, Hikaru Kishimoto, Yasunori Senba, Makina Yabashi, Haruhiko Ohashi and Takashi Kimura
  • DOI: 10.1117/12.3063334

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(公開日: 2026年10月19日)