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附属数値物性科学研究施設

計算手法と高性能計算機の継続的な進展により、近年の物性科学シミュレーションは、量子臨界現象の解明といった基礎科学への貢献に加え、産業応用に資する現実物質の精緻な記述も可能としている。さらに、機械学習をはじめとするデータ駆動型手法の導入により、シミュレーションおよびデータ科学から創出される数値データの応用領域は飛躍的に拡大している。本施設では、こうした計算機・シミュレーション両面の革新を背景に、数値物性科学の方法論的基盤を深化させるとともに、物質設計・機能探索に資する先端的な計算手法およびソフトウェアの研究開発を推進する。とりわけ、大規模シミュレーションおよびデータ駆動科学における革新的方法論の構築とその応用研究を進め、数値物性科学の精緻化と応用可能性の拡張を目指す。さらに、本施設は、これらの基盤を支える物性研究所スーパーコンピュータの導入・運用および分野の発展に貢献する次世代の研究を担う高度専門人材の育成を通じて、全国計算物質科学コミュニティのハブとして、計算物質科学分野の中核的拠点の役割を担う。

メンバー(*は施設長) 主な研究内容
尾崎 泰助*   教授
研究室HP
  1. 第一原理電子状態計算における高精度・高速計算手法の開発
  2. OpenMXの開発と公開
  3. X線分光スペクトル計算手法の開発
  4. 物質表面・2次元物質の第一原理電子状態計算
川島 直輝   教授
研究室HP
  1. 統計力学モデルの諸性質の解明
  2. 多体問題の数値解法の研究
  3. 臨界現象の一般論
  4. 物性理論における計算量の理論
杉野 修   教授
研究室HP
  1. 非平衡統計力学的アプローチによる物質中の電子移動反応の理解
  2. 物質中の水素・ミュオンの量子状態
  3. 電子格子相互作用の第一原理計算
  4. 超伝導体の第一原理計算
野口 博司   准教授
研究室HP
  1. 生体膜の非平衡ダイナミクス 
  2. 細胞、脂質ベシクルの形態形成 
  3. 複雑流体のダイナミクス 
  4.  アクティブマターの協同現象
三澤 貴宏   特任准教授
研究室HP
  1. 量子多体系を取り扱う数値計算手法の開発
  2. トポロジカル物質における量子輸送現象
  3. 量子スピン液体・高温超伝導
  4.  強相関電子系に対するデータ駆動型研究
大型計算機室
大型計算機室
スパコンセンターHP
所内兼務のメンバー
乾 幸地 特任准教授
本務はデータ統合型材料物性研究部門
加藤 岳生 准教授
研究室HP
本務は物性理論研究部門
藤堂 眞治 教授
本務は理学系研究科物理学専攻