バラザ ロペス研究室
材料物理学者として、実験的研究に従事する研究者や解析的手法を重視する理論家との交流を軸に研究を進めている。これまで二次元材料の物理的特性に着目し、構造と機能の相関解明において重要な貢献を果たしてきた。これらの研究成果は、後に二次元強誘電体という新たな分野への発展がある。この研究において、局在基底を用いる密度汎関数理論コードSIESTAの改良を実施した。尾崎教授は、局在基底に基づく第一原理計算ツールOpenMXコードの主要開発者であり、物性研においてはSIESTAコードに光学的第二次高調波発生の強度計算手法を実装した後に、さらにOpenMXへの移植を計画している。また、物性研内で二次元材料に取り組む研究者との交流を一層深めることを期待している。