遠藤研究室

研究テーマ

  • GHz帯高繰り返し・ハイパワー超短パルスレーザーの開発
  • 非ガウス型量子状態を含む新奇量子状態の生成と量子情報処理への応用
  • 光と物質の量子的相互作用に基づく量子光物性の探究

近年の光科学および光量子情報処理の飛躍的発展の根幹には、レーザー光源技術の進歩がある。本研究室では、レーザー光源を与えられた装置として扱うのではなく、光源そのものを戦略的に設計し、研究可能領域を拡張することを出発点とする。高繰り返し・高出力・低雑音性を同時に実現する超短パルスレーザーを自ら設計・構築し、発振器、増幅、分散・位相制御、波長変換に至るまでを統合的に最適化することで、目的に最適化された光源の創出を行う。これにより、既存光源では到達困難であった強非線形領域や高効率な新奇量子状態生成を実現し、研究のフロンティアを拡張する。さらに、これらの光源技術を基盤として、非線形光学および量子光学、光量子情報処理、ならびに光と物質の量子的相互作用に基づく新しい物理の開拓へと研究を展開する。本研究室は、光源開発にとどまらず、光源を基盤として物理の未踏領域を切り拓くことを目的とする。

ピコ秒パルスレーザーと非線形光学結晶、光子数識別器などを組み合わせた量子光源生成実験系の一部。
左図のセットアップにより生成されたSchrodingerの猫状態のウィグナー関数表示。誤り訂正型光量子計算や量子光物性への応用が期待される。

発表論文・研究成果等ニュース