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宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校の生徒が見学に来訪しました

12月5日から6日にかけて、宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校の1年生29名が柏キャンパスへ来訪しました。5日は物性研究所と宇宙線研究所を見学し、6日には大学院新領域創成科学研究科の見学および高輝度光科学研究センター(JASRI)雨宮理事長の講義を受けました。物性研究所では、附属国際超強磁場科学研究施設と附属極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR)を見て回りました。

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レーザーは高速通信や半導体製造工程など見えないところで活用されているという説明をしっかり書き留めています
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レーザーでものを”切る”ことができる原理は明確になっていないとの説明に、原理を知ったら何ができるのかという質問が寄せられます
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重くて大きなコイルのわずかな膨らみに注目が集まります
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発生させたい磁場が大きくなるにつれて壮大になっていく実験規模に驚きを隠せない様子

生徒からは多数の質問が飛び交い、「レーザーを地面に当てるとどのくらい掘れますか」の問いには、「畑をレーザーで耕そうと考えたことがあるが難しい。エンジンは偉大だ。レーザーは硬いものの相手が得意なので、トンネルを掘る際の岩を砕く用途には向いているのではないか」と、小林教授が応用の可能性について触れました。また、金道教授が説明した超強磁場を発生させるのに利用している一巻きコイルについては「ふた巻きにしたらどうなりますか?」「電極の部分がこんなに広がっているのはなぜですか?」など、詳しい仕組みを深く学ぼうとする質問が飛び出しました。

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(公開日: 2024年12月06日)