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ロネッティ研究室

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客員准教授 ロネッティ フラビオ

本研究室では、低次元強相関電子系における量子輸送およびトポロジカル物性の理論研究に取り組んでいる。とりわけ、分数量子ホール系に出現するエニオン準粒子の性質解明を中心的課題として掲げている。エニオンは分数統計を持つ特異な準粒子であり、そのブレイディングに基づくトポロジカル量子計算への応用という観点から、近年国際的に大きな注目を集めている。量子ポイントコンタクトを含む分数量子ホール系の輸送現象を厳密に解析し、従来の摂動論的手法では捉えきれなかったエニオンの高次ダイナミクスを明らかにすることで、エニオン統計の実験的検証に向けた理論的枠組みの構築を目指す。さらに、新たな実験配置の提案を通じてエニオンのブレイディング効果の直接観測を実現し、量子輸送特性への理解を一層深化させることを目的とする。