宮崎西高等学校の生徒約30名が見学に来訪しました
8月1日、宮崎県立宮崎西高等学校の生徒、約30名が物性研究所を訪れ、実験施設などを見学しました。
最初に物性研の概要説明と、同高校OBで、東京大学新領域創成科学研究科に在籍している宝蔵蓮也(ほうぞう れんや)氏から、新領域の説明を受け、実験施設の見学を行いました。
![吐いた息を液体窒素で冷やすと?「見る見るうちに、戻ってく〜」。](http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/08/fig1-300x231.jpg)
![超伝導コースターの様子。「あ、本当に浮いてる!」触って確かめて。](http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/08/fig2-300x226.jpg)
「あ、本当に浮いてる!」触って確かめて。
低温液化室では、-196度の液体窒素を使って低温で物質がどのように変化するかを実験しました。一人ずつ吐息を冷やして変化を見たり、高温超伝導体を利用した超伝導コースターに目が釘付けになるなど、興味深そうに観察していました。また強磁場を発生させる実験施設では、磁場発生の原理の説明と実験装置を見学しました。一巻コイルによる電磁濃縮のデモ実験、そして偶然遭遇した、超強磁場実験から発生する大きな衝撃音の迫力に圧倒された様子でした。
![超強磁場発生実験開始のアナウンス後、想像以上の衝撃に一同驚き。](http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/08/fig3-300x225.jpg)
![一巻コイルによる電磁濃縮法のデモ実験。一瞬で終わってしまう変化を見逃すまいと、皆真剣です。](http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/news/wp-content/uploads/2017/08/fig4-300x216.jpg)
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(公開日: 2017年08月08日)