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チョコレイト・サイエンスをオンライン開催しました

チョコレートを教材に、結晶形の違いによる性質の違いを体験するプログラム「チョコレイト・サイエンス」を、2月3、4日に神奈川県の川崎市立犬蔵中学校で、2月15日に和歌山信愛中学校高等学校で実施しました。今年は、新型コロナ感染拡大の影響を鑑み、オンラインで行いました。

チョコレートは、ココアバターの結晶の特性によって、噛んだ時のパキッというスナップ性、口に含んだ後の滑らかな口どけが作りだされます。溶かしたチョコレートをそのまま型に入れて冷やし固める「単純冷却」と、25-26℃に冷やして31-32℃に再び温めてから冷やし固める「テンパリング」の2種類を作り分ける実習は、各学校の教員のサポートにより行いました。それぞれ作ったチョコレートを観察して、特徴をグラフにプロットし、結果をシェア、冷却方法の違いによる結晶型の違い、見た目やスナップ性、口溶けの違いを体験しました。

犬蔵中学校では3年生5クラスを対象に行いました。実験は5クラスそれぞれに行い、クラス毎に結果をグラフにまとめ、発表しました。このオンライン授業の様子は神奈川TVに取材され、2月14日に放送されました(カナフルTV)。川崎市ではR3年度からGIGAスクール構想(GIGAはGlobal and Innovation Gateway for Allの略)が運用開始される予定で、今回のオンライン授業はそれに先駆けての実施となりました。

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クラス毎に時間を分けて実習に取り組みました
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結果をクラス毎に発表しました

和歌山信愛中学校高等学校では、高校1、2年生を対象に行いました。見た目や触感の違い、試食した結果をロイロノート(オンライン授業支援ツール)を使って提出、互いにシェアしました。
「東京大学✕和歌山信愛 チョコレイト・サイエンス(Verオンライン)を実施しました」|和歌山信愛 サイエンス・ラボ

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実習の様子
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ロイロノートで結果をシェア

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(公開日: 2021年02月17日)