チームチョコレイト・サイエンスがリカジョ賞準グランプリを受賞

受賞

7月24日、横浜にて日産財団の理科教育賞贈呈式が行われ、物性研広報室の餅田円氏らチームチョコレイト・サイエンスが日産財団のリカジョ賞準グランプリを受賞しました。この賞は女子児童・生徒の理科への興味・関心が深まったと評価できる取組の実績に対して授与されるものです。受賞発表は、チームを代表して餅田円氏とKEK物質構造科学研究所の山田悟史助教が行いました。

左から：日産財団久村春芳理事長、KEK物構研山田悟史氏、東大物性研餅田円氏（写真提供：日産財団）

受賞対象となった活動は、「チョコレイト・サイエンス」です。これは、チョコレートを教材に、ココアバターの結晶形を数種類作り分け、性質の違いを検証する、体験型プログラムです。チョコレイト・サイエンスは広島大学上野聡教授らの研究を元に、KEK物構研（餅田在職時）にて考案されたプログラムで、株式会社東京フードの協力を経て行なっています。2014年の発足以来、実施27回、800名以上（2019年2月現在）の方に参加いただき、参加者の理解度・満足度共に高い基準を満たしています。審査員からは、「結晶構造の作り分けという非常に高度な内容を、チョコレートという身近な材料で行うということにより、女子児童の興味関心を引きつける、洗練されたプログラム」という評価をいただきました。

次のチョコレイト・サイエンスは10/26（土）、柏キャンパスのリケジョイベント「未来をのぞこう！」で実施予定です。

ニュース

関連サイト

アーカイブ