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理論タンパク質物性科学の最前線:理論と実験との密な協働

日程 : 2022年7月26日(火) 10:00 am - 2022年7月27日(水) 4:10 pm 場所 : 物性研究所本館6階 大講義室(A632)とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式 世話人 : 重田育照(筑波大)、野口博司(物性研)、井上圭一(物性研)
e-mail: shigeta@ccs.tsukuba.ac.jp
講演言語 : 日本語

タンパク質は生命の基本要素であるが、各々のタンパク質はそれぞれ非常に異なる独特の物理的性質(物性)を有することが知られており、それらがタンパク質の機能につながっていると考えられる。 したがって、タンパク質の物理的性質と機能の間の相関を研究することは、生命機能を理解する上で極めて本質的である。
近年のスーパーコンピュータの発展、および解析手法の進展が相まって、生体内でおこる化学反応解析の分野は格段の進歩を遂げている。また、実験手法の精度の向上により適用限界も広がりを見せており、理論と実験との協働により、より深いレベルでの生命現象の理解が可能になると予想される。これまで物性研では固体系を中心に、表面、分子などの共同利用・共同研究拠点として物性研究の中心として、分野を牽引してきた。今後は生体系や細胞レベルなど、生命系への貢献が期待されている。
そこで、タンパク質物性科学における理論、計算と実験の共同研究について、最新の成果の情報交換をすると共に、今後の展望について議論するために本研究会を開催する。

詳細ページ:https://noguchi.issp.u-tokyo.ac.jp/protein20/


(公開日: 2019年12月20日)