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文科省・学際領域展開ハブ形成プログラム 「マルチスケール量子-古典生命 インターフェース研究コンソーシアム」 第3回合同シンポジウム

日程 : 2025年11月5日(水) 1:00 pm - 2025年11月6日(木) 12:00 pm 場所 : 物性研究所本館6階 大講義室(A632) 主催 : 東京大学物性研究所 世話人 : 井上 圭一 (63230)
e-mail: inoue@issp.u-tokyo.ac.jp
講演言語 : 日本語

文部科学省・共同利用・共同研究システム形成事業・学際領域展開ハブ形成プログラム「マルチスケール量子-古典生命インターフェース研究コンソーシアム」では、東京大学・物性研究所(ISSP)、名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM)、名古屋工業大学・オプトバイオテクノロジー研究センター(OBtRC)、生命創成探究センター(ExCELLS)の4機関が共同して、光受容タンパク質や蛍光/発光タンパク質において、光が関わるミクロな量子過程と、タンパク質の分子機能発現の場であるマクロな構造変化のつながりの解明を目的としたこれまでにない連携研究を展開するとともに、周辺分野との共同利用・共同研究を推進しています。

事業3年目における、今回の第3回合同シンポジウムでは、本事業での連携研究および共同利用・共同研究について各機関から最新の研究成果・状況などに関する講演が行われます。そして、近江谷克裕先生(ブカレスト大学、VISTEC)による、生物の光に関する基調講演が行われます。また、中津亨先生(和歌山県立医科大学)、樋山みやび先生(群馬大学)による、発光タンパク質構造および分光・理論研究に関する招待講演も予定されており、本事業における発光タンパク質研究の展開について議論を行います。

本シンポジウムへの参加やポスター発表にご興味のある方は下記フォームからお申し込みください。

申込みフォーム

 

【事業紹介】

「新奇機能性ロドプシンの光科学」

東京大学・物性研究所(ISSP) 井上 圭一

「高精度量子化学計算で解き明かす光生物学の分子メカニズム」

名古屋大学・トランスフォーマティブ生命分子研究所(ITbM) 藤本 和宏

「錐体視物質の波長選択性および速い色素取り込みの構造基盤」

名古屋工業大学・オプトバイオテクノロジー研究センター(OBtRC) 片山 耕大

「高速原子間力顕微鏡による最近のタンパク質動態観察と微生物ロドプシンへの応用」

生命創成探究センター(ExCELLS)/名古屋大学 内橋 貴之、Lin You-Rong

【基調講演】
「生物の光、過去・現在・未来」

ブカレスト大学、VISTEC 近江谷 克裕

【招待講演】

「ホタル・ルシフェラーゼの発光色制御機構」

和歌山県立医科大学 中津 亨

「ホタル生物発光の実験的・理論的研究」

群馬大学 樋山 みやび

 


(公開日: 2025年10月29日)