Home >  研究会等 > 物性研究所ソフトウェア開発・高度化プロジェクト研究会 〜 計算物質科学の発展を支えるオープンソースソフトウェアの開発と普及

物性研究所ソフトウェア開発・高度化プロジェクト研究会 〜 計算物質科学の発展を支えるオープンソースソフトウェアの開発と普及

日程 : 2025年10月20日(月) 10:00 am - 8:00 pm 場所 : 東京大学柏の葉キャンパス駅前サテライト1階多目的ホール 主催 : 東京大学物性研究所 世話人 : 吉見 一慶(東京大学)、田村 亮(物質・材料研究機構)、川島 直輝(東京大学)、本山 裕一(東京大学)、青山 龍美(東京大学)、井戸 康太(東京大学) (04-7136-3451)
e-mail: pasums@issp.u-tokyo.ac.jp
講演言語 : 日本語

東京大学物性研究所では、2015年度より「ソフトウェア開発・高度化プロジェクト(PASUMS)」を開始し、今年度10周年を迎えました。PASUMSでは、計算物質科学分野におけるオープンソースソフトウェアの開発・公開を推進し、多くの研究者に利用される標準的ソフトウェア群を整備することで、研究コミュニティの発展に寄与してきました。本研究会では、これまでの成果を共有するとともに、今後のさらなる展開に向けた議論を深めたいと考えています。具体的には、PASUMSが支援した以下の分野のソフトウェアについて、講演をします。

・第一原理計算(RISM, TurboRVB, abICS)
・強相関電子系(有効模型構築と解析、DCore+ChiQ, TeNeS)
・データ科学(PHYSBO, ODAT-SE)

さらに、ソフトウェア普及を目的としたMateriAppsプロジェクト、オープンソースソフトウェアのライセンス解説、さらに最新の開発手法に関する講演も予定しています。本研究会を通じて、計算物質科学におけるオープンサイエンスの推進、ならびに次世代研究者の育成に大きく貢献できることを期待しています。

なお、本研究会ではポスター発表も募集しています。ソフトウェア開発や計算物質科学に関連する研究成果やアイデアを広く共有し、参加者間の交流を活発化させる場としたいと考えております。若手研究者や学生の積極的な応募を歓迎します。

詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。


(公開日: 2025年09月26日)