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石井順久氏(板谷研究室助教)がレーザー学会第34回年次大会優秀論文発表賞を受賞

  極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR)板谷研究室の石井順久助教が、レーザー学会優秀論文発表賞を受賞しました。本賞は、レーザー学会年次大会において、レーザー科学の発展に貢献しうる優秀な一般講演を発表した35歳以下の若手研究者に授与されるものです。受賞対象となった講演は、レーザー学会学術講演会第34回年次大会における「高強度2サイクル赤外ドライバーによる電場波形依存水の窓高次高調波発生」です。

  石井助教は、2サイクル極短赤外パルス光源を用いて、水の窓領域(284-540 eV)に到達する高次高調波発生に成功し、その軟X線スペクトルが赤外パルスの電場波形に依存することを見いだしました(物性研プレスリリース2014年2月21日)。この研究に関する発表が高く評価され、優秀論文発表賞の受賞となりました。授賞式は2014年5月30日にホテル阪急エキスポパークで行われました。

対象発表:
「高強度2サイクル赤外ドライバーによる電場波形依存水の窓高次高調波発生」
石井順久、金島圭佑、北野健太、松本由幸、金井輝人、渡部俊太郎、板谷治郎
レーザー学会学術講演会第34回年次大会(北九州国際会議場、北九州市)、2014年1月20日-22日

(公開日: 2014年06月04日)