著者: S. Ikeda, H. Tajima, M. Matsuda, Y. Ando, H. Akiyama
掲載誌: Bull. Chem. Soc. Jpn., 78, 1608-1611 (2005)
この論文は、馬の心臓に含まれている電子伝達物質cytochrome c(ヘム蛋白質の一種)を用いて、初めて、生体発光ダイオード(BIODE)を作成し、その電界発光スペクトル測定、発光量子効率測定に成功した、というものです。ヘムたんぱく質は、光励起発光(PL)をほとんど示さない物質として知られていますが、本論文では、cytochrome c のエネルギーダイアグラムに基づいて、なぜPLを示さないのにELを示すかに関しても、定性的な説明を与えています。研究のオリジナリティを高く評価され、今回の受賞となりました。
池田真吾氏田島裕之氏松田真生氏安東頼子氏秋山英文氏