シンガポール南洋理工大学(NTU Singapore)の学生が物性研を訪問
5月18日から19日にかけて、シンガポールNanyang Technological University(NTU)のCN Yang Scholars Programmeの学生13名が物性研を訪問し、研究交流や見学を行いました。この奨学制度は、科学・工学・コンピューティング分野の優秀な学生を対象にしたもので、将来のリーダー育成と研究活躍を目的に、学際的な学びや研究経験、海外プログラムなどの機会が設けられています。今回はそのプログラムの一環として物性研究所に来訪し、将来の国際的な研究交流を見据え、本研究所の研究内容や研究環境に触れてもらう機会として実施されました。
初日は、両者の挨拶および自己紹介を行なった後、柏キャンパスの研究環境や特徴ある研究施設を見て周りました。昼食時には、理論部門の教員および学生とのカジュアルな懇談の場を設け、研究テーマや学生生活について活発な交流が行われました。午後には、岡 隆史教授、山下 穣 准教授による研究紹介が行われ、それぞれの専門分野における最新の研究成果や研究の進め方について紹介されました。引き続いて行われたラボツアーでは、山下研を見学し、実験設備や実際の研究について理解を深めました。
2日目(19日)は、橋坂昌幸 准教授、井手上敏也 准教授、近藤 猛 准教授、宮田敦彦 准教授による研究紹介が行われました。各講演では、物性物理学の多様な研究アプローチや、本研究所における研究の特色が紹介され、来訪学生からも積極的な質問が寄せられました。昼食時には、大学教育や学生生活に関するランチョンセミナーを行いました。このセミナーには量子スピントロニクス国際ハブ研究部門のMarie D’angelo教授、およびフランスからのインターンシップ学生も参加しました。日本・シンガポール・フランスの3か国の学生によるショートプレゼンテーションを通じて、活発な意見交換が行われました。午後には、橋坂研・井手上研、および近藤研・宮田研のラボツアーを実施し、複数の研究室を横断的に見学することで、物性研究の研究体制への理解を一層深めました。
本訪問によって物性研の研究について理解を深めてもらうとともに、学生同士の交流が促進されました。今後も、このような物性研をハブとする有意義な国際交流が展開されることが期待されます。
関連ページ
- Nanyang Technological University(NTU)
- CN Yang Scholars Programme|Nanyang Technological University(NTU)
- 東京大学物性研究所 橋坂研究室
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- 東京大学物性研究所 山下研究室
- 東京大学物性研究所 井手上研究室
- 東京大学物性研究所 近藤研究室
- 東京大学物性研究所 宮田研究室






