山田暉馨氏(徳永研ISSPリサーチフェロー)がBest presentation award: Silver prizeを受賞
徳永研究室の山田暉馨氏(ISSPリサーチフェロー)が4月19日から21日に京都大学桂キャンパスにて行われた「1000テスラ科学 第3回領域会議」のBest presentation award: Silver prizeを受賞しました。この賞は、領域会議にてポスター発表を行った若手研究者の中から特に優秀なものに授与されるものです。
受賞対象となった発表はタイトルは「High-field transport in Rashba electron systems」です。
山田氏は、自由電子に対する古典量子対応を研究しており[1]、今回、複数バンド系に拡張しました。そしてバンド間効果がホール伝導度に量子論ならではのスピン遷移項を付与し、これがトータルの値を符号反転させる可能性を示しました。
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(公開日: 2024年05月27日)