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“New Horizon of Strongly Correlated Physics”(NHSCP2014)

日程 : 2014年6月16日(月) - 2014年7月4日(金) 場所 : 東京大学物性研究所 世話人 : 常次 宏一 (63597)
e-mail: nhscp2014@issp.u-tokyo.ac.jp

遷移金属化合物・有機伝導体におけるモット転移やスピン液体状態、重い電子系における多極子秩序や異方的超伝導など、強相関電子系、フラストレートスピン系、さらに相関を人工的に制御できる冷却原子系においては非自明な秩序が関係する数多くの興味深い現象が現れる。これら新奇量子相には従来から重視されていた長距離の空間相関に加えて、短距離の量子揺らぎが重要な役割を果たすことが明らかになってきた。最近、動的平均場法(DMFT)を始めとして局所的強相関効果の量子揺らぎを取り入れる理論が急速に発展しており、ダイナミックスや非平衡応答を含めてこれらの強相関系の新奇物性に新しい理解が得られつつある。
本ワークショップは、これらの問題について海外から世界最前線で活躍する理論研究者を招待し、国内の研究者と十分な時間をかけた議論をする滞在型の形式で開催する。なお、6月25日から3日間はシンポジウムを開催する。

参加申込:以下の詳細ページより。5月23日(金)締切

http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/public/nhscp2014/


(公開日: 2014年04月09日)