プラス帯電性マイクロ・ナノバブル水の特性と社会実装
e-mail: inoue@issp.u-tokyo.ac.jp講演言語 : 日本語
最大径をnm(ナノメートル)レベルに有する閉鎖型気液界面は、ナノバブルの名称と共に単なる気泡以外の特徴が注目されています。当初ナノバブル自体の可視化が困難であったため、ナノバブルを間接証明する文献のみが先行し、目視可能な形でのナノバブル証明が無かったため、大多数のナノバブル効果がエビデンス無き評価として残されました。今回のセミナーでは、大平研究ユニットにて得られた知見としてナノバブルの実体解明法と計測された結果に基づき、ナノバブルと共に最大径がμm(マイクロメートル)レベルのマイクロバブルと共に、その存在維持・効果発揮の要件を整理し提示させて頂きたいと思います。また、同要件より従来技術で産生されるナノバブルの大半が無帯電性およびマイナス帯電性を示すのに対し、極めて生成が困難とされた純粋化され中性環でも生成可能なプラス帯電性ナノバブルと表現し得る微細気泡水の特性・機能を従来微細気泡との相違点を明らかにし、その斬新な効果と共に御提示させて頂きたいと思います。
最後にNational Institute of Technology and Evaluation (Nite)による国際標準化として示されるウルトラファインバブルと帯電性ナノバブルの関係性および帯電性ナノバブルの社会実装の現状について御提示させて頂きたいと思います。
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