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階層型方程式と機械学習

日程 : 2023年10月4日(水) 1:00 pm - 2023年10月10日(火) 5:30 pm
* 10/4(水)13:00-17:30、10/10(火)14:00-17:30の二日間開催されます。
場所 : 物性研究所本館6階 大講義室(A632) 世話人 : 杉野 修 (63290)
e-mail: hisml2023@issp.u-tokyo.ac.jp
講演言語 : 英語

多体系はBBGKY(Bogoljubov-Born-Green-Kirkwood-Yvon)を始めとする様々な多体相関関数の階層型方程式で特徴づけられる。これを直接的に扱う理論が、量子散逸系や古典流体系、電子系や核子系でそれぞれ発展しており数値解析が進んでいる。最近では波動関数理論やモンテカルロ計算などのデータの機械学習に基づく方法論の開発が行われており、注目を浴びている。本研究会では、各分野の研究者がそれぞれの技法や考え方を紹介し意見交換することによりブレークスルーの可能性を議論する場を提供する。具体的には、量子散逸系のHEOM(Hierarchical Equation Of Motion)理論、古典流体系の古典密度汎関数理論・繰り込み群の方法、電子系を中心とする量子系の密度汎関数理論や汎関数繰り込み群の方法、動的平均場法とその拡張に関する最近の発展の紹介と議論を行う。また、密度汎関数理論の超伝導への応用なども含めた議論を行う。

本シンポジウムは滞在型ワークショップ(HISML2023)期間中に開催されます。
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(公開日: 2023年07月21日)