動物の光受容タンパク質オプシンの歴史・特徴・応用
日程 :
2025年2月21日(金) 10:00 am - 12:00 am
場所 :
物性研究所本館6階 第5セミナー室 (A615)
講師 : 塚本 寿夫 所属 : 神戸大学 世話人 : 井上圭一 (63230)
e-mail: inoue@issp.u-tokyo.ac.jp講演言語 : 日本語
e-mail: inoue@issp.u-tokyo.ac.jp講演言語 : 日本語
【概要】
ヒトなどの動物は外界からの物理的刺激の代表である光を、主に眼で受容している。このような動物の光受容機能の「入口」となる、光情報を細胞内に伝えるプロセスはオプシンと呼ばれる光受容タンパク質によって担われている。本セミナーでは、種々の動物が持つオプシンの分子としての機能や特徴がどのような歴史的文脈で解明されてきたかを概説した上で、オプシンが示す多様な分子特性を紹介し、それらの分子特性が動物の光受容機能をどのように特徴づけているのかお話しする。さらに、動物のオプシンを、生物学研究を発展させるツールとして応用する取り組みについても紹介する。
(公開日: 2025年02月12日)