タンパク質構造予測AI:AlphaFoldのリバースエンジニアリングと分子シミュレーション
日程 :
2024年11月11日(月) 4:00 pm - 5:00 pm
場所 :
オンサイト:物性研究所 6階 A612、オンライン:zoomを利用
講師 : 岡崎 圭一 所属 : 分子科学研究所 主催 : 東京大学物性研究所 物質設計評価施設 吉見チーム 世話人 : 吉見一慶
e-mail: k-yoshimi@issp.u-tokyo.ac.jp講演言語 : 日本語
e-mail: k-yoshimi@issp.u-tokyo.ac.jp講演言語 : 日本語
2021年にDeepMind社から公開されたAlphaFold2(AF2)は高精度なタンパク質構造予測を達成し、広い分野に革命を起こした。そして、先日2024年ノーベル化学賞を受賞したところである。ただし、深層学習ベースの複雑な仕組みのため、なぜこのような高精度予測が可能なのか必ずしも明らかではない。また、静的な単一構造予測を超えた動的な構造変化の予測が可能なのか議論になっている。本講演では、リバースエンジニアリング的なアプローチにより、AF2の仕組みをタンパク質フォールディングにおけるエネルギー地形の観点から解説し、構造変化予測について議論する。さらに、トランスポータータンパク質を例にとって、AF2と分子シミュレーションを統合することで機能的構造変化を解明した研究についてお話しする。
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備考 : 共催 計算物質科学人材育成コンソーシアム(PCoMS)、東京大学物性研究所 計算物質科学研究センター(CCMS)
(公開日: 2024年10月10日)