東葛テクノプラザにてチョコレイト・サイエンスを開催
8月2日、3日、東葛テクノプラザが主催する「夏休み科学教室」の企画として、物性研広報室の餅田円氏と秋山研究室がチョコレイト・サイエンスを行いました。
この科学教室は、平成11年度から毎年行われているものです。今年は、チョコレートを題材に、結晶形の違いによる性質の違いを楽しむチョコレイト・サイエンスを行いました。
実習では、チョコレートを溶かし、単純冷却したもの、テンパリングという温度操作を行ったもの、種結晶法の3種類を作りました。その後、光沢、硬さ、融点、口どけ、味の感じ方などにどのような違いがあるかを観察、検証しました。「割れるときパキッといった!」「型から外れやすい」「ベトベトしている」など、それぞれの違いを見つけられたようです。
難しいテンパリングに挑戦。温度をよく確認しながら冷やします。
出来たチョコを観察します。違いがあるかな?
結果をプロットして、みんなで一つの表を作ります。
チョコレイト・サイエンスは広島大学大学院 上野聡教授の研究を元にKEK物質構造科学研究所にて作られた実習プログラムです。
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(公開日: 2018年08月06日)