今枝祐哉氏(小林研D3)がAdvanced Solid State Lasers Conference(ASSL 2026)のStudent Paper Awardを受賞

今枝祐哉氏(小林研究室、博士課程3年)が、2026年10月15日、Optica(オプティカ)が主催する国際会議Optica Laser Congress and Exhibition 2026で開かれたAdvanced Solid State Lasers Conference(ASSL 2026)において、Student Paper Award(学生発表賞)を受賞しました。
この賞は、ASSLで優れた学生発表を表彰するものです。ASSLでは本部門の対象をポスター発表としており、投稿論文の審査で最終候補者を選んだ後、研究内容の質、当該専門分野への貢献、発表能力を基準に受賞者を選定します。
授賞式は、リトアニア共和国・ビリニュスのRadisson Blu Hotel Lietuvaで行われました。
受賞対象となった発表タイトルは「Analytical Solutions of Stimulated Brillouin Scattering for Numerical Optimization Beyond Conventional B-Integral Estimation」です。
高出力ナノ秒ファイバーレーザーでは、光と媒質中の音響波の相互作用によって生じる誘導ブリルアン散乱(SBS)が、出力向上を制限する要因となります。本研究では、位相変調を考慮した誘導ブリルアン散乱の解析解を導出し、レーザーの最適化に要するコストを低減する手法を示しました。高出力レーザー設計において、従来の指標による評価を超えて設計条件を検討するための理論的基盤を提供する成果です。散乱現象の物理的理解を効率的なレーザー設計につなげ、高出力ファイバーレーザーの開発に貢献する意義があります。本発表は、研究内容の質、専門分野への貢献、発表能力を基準とする審査により、学生発表賞に選定されました。