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松田巌准教授が日本表面真空学会フェローに選出されました

松田巌准教授が、日本表面真空学会のフェローに選出されました。これは学術的かつ継続的な活動を通じて表面科学の進歩発展に顕著な業績をあげた個人に授与される称号です。授与式は5月23日に開催される日本表面真空学会で行われる予定で、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ネットでの総会となります。

受賞対象となった研究は「先端軟X線分光法を用いた新奇単原子層のダイナミクス研究」です。松田氏は、おもにシンクロトロン放射光を利用して、偏光可変軟X線ビームライン、レーザー光ポンプ・放射光検出の時間分解光電子分光法、軟X線磁気光学法など、新しい先端分光技術・装置を開発して、トポロジカル物質表面、グラフェンやボロフェンなどの原子層物質の電子・スピン状態やそのダイナミクス、表面光化学反応などの研究を応用して、常に世界をリードする成果を挙げてきました。今後も日本表面真空学会を代表する会員としてリーダーシップを発揮し、当会に大きく貢献することが期待できることからフェローの称号が氏に授けられました。

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(公開日: 2020年04月23日)