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𠮷信研究室

研究テーマ

  • よく規定されたモデル触媒による分子の活性化と表面反応の研究
  • 水素と関わる材料の物性と反応
  • 2次元物質の電子状態と反応性の研究
  • THzパルスによる表面における原子・分子ダイナミクスの研究

外部から原子・分子を自在に供給し、新しい物質を構築する「反応場」であることが、固体表面の最も重要な特徴である。表面・界面は物質移動の場だけではなく、エネルギー変換の場としても重要である。原子スケールで物質移動を制御し、機能をもつ材料やデバイスを創製するためには,表面・界面における素過程を理解することが不可欠である。表面における原子・分子のダイナミクス研究は、触媒やデバイスだけでなく、さらに地球環境や宇宙における化学反応についても手がかりを与えてくれる。当研究室では、表面・界面における原子・分子のダイナミクス、モデル触媒および低次元材料の構造・物性・反応を、振動分光、光電子分光、走査型トンネル顕微鏡や独立駆動4探針電気伝導測定法を駆使して研究している。また、シンクロトロン放射光を用いたオペランド光電子分光を推進している。最近、THzパルスによる表面プロセス駆動のプロジェクトにも取り組んでいる。

単原子合金モデル触媒Pd/Cu(111)における水素の解離とスピルオーバープロセス
THzパルス駆動表面反応装置(松永研究室との共同研究)

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