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在学生の声

私が物性研に決めた訳

今の専攻、物性研を選んだ理由は?

具体的にこれをやりたい、とかじゃなくて、物性実験をやりたいなあ、と思って、インターネットで調べて東大の新領域を見つけました。学部では別の分野だったので、物理でどんなことやるかって内容で選ぶほど、知らなかったんです。
実際にアポとって見学したのは5箇所くらい。見学して先生と話しして、決めました。先生が若くて、とても活発な人だったから。積極的に海外にも行くし、外国の研究者とたくさん共同研究していて、視野がすごく広いと思ったので。

実際に来てみて、どうですか?

めっちゃ楽しいです!
のびのび研究してます。あと、先生の面倒見がすごく良いです。良いタイミングでいつもメールをくれます。「こんな測定しました」って報告したら、「この条件でも調べてみたら?」とか「別の測定でも調べてみると良いよ」って、いつも的確なアドバイスをくれます。

学部生のころと比べて、変わったと思う点は?

もう、何もかもです(笑)
一番変わったのは意識かな。1テーマを任されているので、自分がきちんとやらなければ、誰も守ってくれないって思うから、責任感があります。実験って体力的にも大変だから、早寝早起きになるし。講義も出なきゃいけないし、装置の面倒も、研究も、って同時にいくつもこなさなきゃいけないから、すごく忙しいんですけど、めっちゃ楽しいです。毎日が充実してます。


今の専攻、物性研を選んだ理由は?

大学院に進学すること、物性実験に行くことは学部1年生の時に決めてました。具体的な研究室については4年生の頃。当時の研究室で放射光実験をすることがあって、大型施設を使った実験にワクワクしたのと、実験時間がビームタイムで決まっているから、そこに集中してやるのが良いと思いました。ガイダンスで和達先生に会って、SPring-8を知って、そこ常駐できるのが魅力的だと思いました。別の研究室ですけど、SPring-8に常駐している先輩の院生とも話をして、雰囲気が良かったことも理由の一つです。

実際に来てみて、どうですか?

実験環境が本当に充実していると思います。高性能の装置、専有のビームラインがあって比較的自由に使えますし、助教さんとかスタッフさんの数が学生に対して多いので、手厚いというか。研究室全体的に年齢が若いこともあって、みんな本当に仲が良いです。

僕は和達先生が物性研に着任して最初の学生ということもあって、装置開発も、ソフトウェア開発もやっているのですが、結構楽しいです。装置は研究室で共有なので、改良点とかアイディア提案して、先生が「じゃあ、やりましょう」って。結構展開が早いというか、身軽に動く感じです。

実験はビームタイムに左右されて、だいたい年50日くらい。物性研のビームラインと、他のビームラインや施設を使いに行ったり。年一回は海外の施設にも行きます。ドイツのBESSY、カナダのCLSに行きました。実験については同じですが、仕事の進め方が違うなあ、と思ったり、楽しいですよ。

どんな人にお勧めしたい?

一番は物性が好きなことじゃないでしょうか?あと、コンピュータが好きな人が良いかも。自動測定とかソフトウェアを少しずつ改良していて、結構、意外と使います。


今の専攻、物性研を選んだ理由は?

3年生の時に少人数のゼミがあって、そこでレーザー、光を使う研究というものを知りました。そういうレーザーとか光を使うことに興味が湧いてきて、4年生の時に近藤先生のセミナーを聞きに行きました。光で超伝導のことを調べていて、固体の物性がここまで分かるんだということに驚いたのと、すごいなと思って、近藤先生の所に行こう、と決めました。

実際に来てみて、どうですか?

装置を自由に使えるし、楽しいです。修士なのにすごく大きなテーマを与えてもらって、何億円もするような装置を一人で1週間ずっと使わせてもらえることもあります。助教さんとの距離がすごく近いのも特徴かなと思います。近い分野の他研究室との交流も多くて、熟達した大人が沢山いる環境が、研究に向いていると思います。

セミナーで物性のいろんな情報が聞けるのも良いです。本郷では、セミナーのうちの何割かは素粒子や宇宙の話題だったので、物性だけでセミナーがこんなに沢山あるというのは、本当にいい環境だと思います。

あと、他の研究室との交流が多いのも特徴かと思います。研究室で閉じてなくて、近い分野同士、頻繁に話したりします。研究室の助教さんとは、毎日レベルで話しているし、同期の友達とも頻繁に話をしています。いいデータが取れた時はもちろん、予想外のデータについても話していて、良い解釈が閃いた時とか、本当に興奮します。


いつ頃から、どうやって研究室を探した?

学部4年生の春です。物性研のことは知らなくて、本郷と柏と両方のガイダンスに参加して、それで柏にもキャンパスにも来た、という感じです。ガイダンス以外での個別に研究室訪問は特にしてないです。元々、量子情報に興味があったのと、4年生の時の研究室が近い分野だったので、長田研究室に決めました。

どんな大学院生活?

実験に関しては、明確なマシンタイムは無くて、結構自由に使わせてもらっています。装置がいくつもあるので、それこそ人数より多いくらいあるので、仮に他の人が使っていても、じゃあ別の測定をやるかっていう感じで、実験が止まることはまず無いです。試料の準備に3〜4日、冷却など測定準備に半日〜1日、測定に半日〜1日と、1実験にだいたい一週間くらい。今は専ら作る方をやってます。顕微鏡で覗きながらグラフェンに別のものを付けて、電極をつけて、という作業。意外と大変で、作るのに時間もかかる上に、100%成功するとも限らない。それを何度も繰り返す日々です。測定まで行けばバンザイ、みたいな。

物性研で良かったと思うことは?

装置が充実している点ですね。あと、物性に関するセミナーは本当に沢山、いろんな分野の話が聞けるのも良いです。違う分野では、今こうゆうのがホットなんだあ、って知ることもできる。

あとガイダンスで来た時に、キャンパスの周りもちょっと見て見たんです。自然の多い環境が良いなと思って。人にもよると思うんですけど、落ち着いていて、自分に合っていると思います。夜は静かだし。


今の研究室に決めた理由は?

4年生の頃は理論の研究室だったんです。その時に物理だけど合成をやっている研究があるよ、って廣井先生を教えてもらいました。それで廣井研のHPとか見て、先生の人柄とか、楽しそうだなあと思って。先生に直接メールして見学させてもらいました。正直、装置とかは見ても全然分からなくて、広いなって思ったくらい。でも助教の方と話せて、雰囲気も良さそうだと思ったので、他の研究室も見ずに決めました。

どんな大学院生活?

基本的に自由です。コアタイムみたいなのも無いし、週一回の研究室のミーティングだけです。実験の時は9時くらいに来て、合成のセットして、数時間装置にかけて、だいたい翌日に取りに来ます。実験じゃ無いときは10時〜11時くらいに来ます。申請書とか書き物したり、論文のポイント考えたり。これ、結構辛いです。論文は、まず日本語で考えて、先生にOKもらったら英語にするんですけど、もう何十回も直されて。

楽しいことは?

結晶は作ってて楽しいです。コロンってできるし、綺麗だから。廣井研は他の研究室では使ってないような、いろんな元素を使えるので、新しい物ができる可能性が高いんです。出来た物は物性研の強磁場で測ることが多くて、あと中性子を使って測ったりします。物性研だと、いろんな測定を気軽にできるのがメリットだと思います。解析はソフトが充実しているから、実験の楽しいとこだけやっている感じです。


物性研を知ったきっかけ、選んだ理由は?

学部生の時に、物性分野の研究室にいたので、物性研という名前は、物性分野においては日本でNo.1なので知ってました。学部では計算の研究室だったのですが、次は実際にモノを触って実験したいと思い研究室を探しました。その中で、爆発してでも探したい物性、実験ということにロマンを感じました。見学に来て、装置を見せてもらって「オンリー1の実験」というのにも惹かれました。

研究スタイル、物性研での生活について

実験のある時と無い時で、だいぶ違います。実験の時は、磁場発生の10μ秒のために、1週間朝から夜まで集中します。実験の準備は、試料や測定器のセッティング、低温など、一つずつプロセスを全部一人で行います。全ての準備が整ったら、助教さんとかに立ち会ってもらって、爆発させます。実験の無いときは論文を読んだり、実験データの処理をしたり、やることは常にありますが、気持ち的にはリラックスしています。メリハリのある研究生活です。

物性研はビアパーティやボウリング大会などのイベントも豊富です。私たちの研究室はイベントにも本気で臨みますので、ボウリング大会の前には週3で練習します。また、昼休みにはサッカーをしたり、楽しいところです。

どんな人に向いていると思いますか?

研究室によって違うと思いますが、物性分野に関して本当に広い範囲の研究が行われているので、物性物理学に興味ある人ならどなたでもお勧めできます。

松田(康)研に限っていえば、世界で誰も踏み込んだことのない領域での研究をしたい方、極限に挑戦したい方。ただ、実験は本当に大変で、一人で実験を行えるようになるまで1年程度かかりますし、信頼できるデータを取れるようになるには100回近く実験しなければならないときもあるので、根気強さと、良い意味で楽観的な人が向いていると思います。


今の専攻、研究室を選んだ理由は?

学部でも物理をやっていたんですけど、卒論とか研究が無かったので、せっかく勉強したから、研究したいと思って院に進むことにしました。最初から東大の物性理論が良いと思って選びました。柏キャンパスは昔から遊びに来たり、馴染みがあったし、静かで研究できそうなところだと思ったので。

研究テーマはどのように決めましたか?

最初に先生から、学部生の頃に興味あったことを聞かれて、いくつか論文を紹介してもらいました。その中で面白そうと思ったものを選んで決めました。

研究スタイルは?

基本的にスケジュールも何も干渉されないので、自分で決めます。ディスカッションは主に先生とします。進め方としては、手計算して、プログラムを組んで、計算して検証して、という感じです。プログラムを組むのが大変で、一体私は何と戦っているのだろう?ってなる時もあります。パーツ毎に切り出して検証して、と地道です。私の場合、パソコンさえあれば良いので、どこでも研究できます。インターネットが繋がっていれば、自宅からでも物性研のスパコンで計算できますから。その時々で、学校と自宅と場所を選んでます。手計算は研究室でやりたくて、プログラムのデバックは自宅で音楽かけながらやったり、自由です。

コアタイムもない、本当に自由なので、夜行性になったりする人もいますが、私は規則正しく、ちゃんと朝来て夕方とか、お昼過ぎに帰る生活をしています。


今の研究室、物性研を選んだ理由は?

4年生の時はデバイスに使えるような有機物の合成をしていました。作ったものを測定するのですが、装置の中がブラックボックスで分からないのが、嫌だなあと思ってました。なので、実験装置を自分で作ることに興味がありました。

本郷のガイダンスで、柏にもあるということを知って、ドライブがてら行ってみるか、くらいの軽い気持ちで最初は来ました。4、5箇所研究室を見学して、元気な先輩が印象に残ったのと、レーザーとか光学機器がかっこいいと思いました。

入ってからは?

小林研では、入ったらまずレーザーを作ります。先輩に教えてもらいながら1〜2ヶ月くらいで。色んなパーツを組み立てて、物を作っているという感覚があって楽しいです。素子を変えて特性を検証したりするのですが、一から作っているので、その過程がよく分かって、気持ちいいです。

あと小林研はイベントにも積極的です。一般公開も毎年必ず違う企画で新しいものを作りますし、ビアパーティではスポーツ班の班長を担当して、種目決めをしたり。サイエンスキャンプも基本毎年参加しています。イベントが多いので、飽きなくて楽しいです。

どんな人に向いてると思いますか?

物性研は自由なので、誰でも順応できると思います。学部生の頃は、マシンタイムが限られていたので、根詰めて実験していたのですが、ここは装置が豊富にあるので、今の方がゆとりを持って実験しています。やりたいと思ったときには必ず実験できます。逆にサボろうと思ったらいくらでもサボれるので、ちゃんと自己管理出来ることが大事ですかね。あと、コミュ力が必要です。自分が何に困っているかをきちんと伝えられないと、時間を無為に過ごしてしまうから。困った時に、ちゃんと助けてって言えること。