ISSP - The institute for Solid State Physics

Organization
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野口研究室
准教授
野口 博司
助教
樋口 祐次
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ソフトマター、生物物理を計算機を駆使して研究している。特に、生体膜や細胞のダイナミクスの解明に力を入れている。そのためのシミュレーション手法の開発、改良も行っている。 例えば、赤血球や脂質膜からなる小胞のさまざまな環境下での形態変化を調べている。これまで、流れによって赤血球がパラシュート状やスリッパ状に変形することや、脂質小胞が形態変化に伴い、運動モードの転移を起こすことなどを明らかにしている。 また、生体膜の融合、分裂過程についても研究している。生体内では膜の融合、分裂が物質運搬のために頻繁に起こっている。その過程を粗視化分子模型を用いてシミュレーションし、これまで言われていなかった経路も新しく発見した。融合の物理的な機構の全容解明に取り組んでいる。

高いトポロジカル種数をもつベシクル。多面体状など様々な形態をとる。
バナナ状タンパク質分子による膜チューブ形成。条件によっては二次元格子状のネットワーク構造を経る。

研究テーマ

  1. 細胞、脂質ベシクルの形態形成
  2. 生体膜の融合、分裂
  3. 非平衡下での界面活性剤膜のダイナミクス