Home >  ニュース > 浜根大輔 技術職員(電子顕微鏡室)と愛媛大学の研究グループが共同で「新鉱物」を発見

浜根大輔 技術職員(電子顕微鏡室)と愛媛大学の研究グループが共同で「新鉱物」を発見

物性研究所の浜根大輔(技術職員/電子顕微鏡室)と,愛媛大学の皆川鉄雄(准教授)・大越悠数(修士課程学生)を加えた研究グループが共同で新鉱物「高縄石」を発見しました。
 高縄石はレアアースのイットリウム(Y)とレアメタルのタンタル(Ta),ニオブ(Nb)の酸化物で,今年三月に国際鉱物学連合から新鉱物として承認されました。発見地にちなんで「高縄石」と名付けられました。産出条件を解明することで,国内のレアアース・レアメタル鉱床の分布を知る手がかりになることが期待されます。

高縄石の詳細は2012年度の日本鉱物科学会で報告される予定です。
産経新聞(5/6朝刊,東京本社発行)の科学面に高縄石の記事が掲載されています。

msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120506/scn12050601380001-n1.htm

(公開日: 2012年05月07日)