Home >  研究会等 > 放射光セミナー「タンパク質の立体構造で生命を理解する-がん抑制や神経回路形成を例として」

放射光セミナー「タンパク質の立体構造で生命を理解する-がん抑制や神経回路形成を例として」

日程 : 2015年7月22日(水) 1:00 pm 〜 場所 : 物性研究所本館6階 第1会議室(A636) TV会議 SPring-8会議室 講師 : 深井周也 氏 所属 : 東京大学放射光連携研究機構生命科学部門構造生物学研究室 世話人 : 松田 巌 (63402)
e-mail: imatsuda@issp.u-tokyo.ac.jp
講演言語 : 日本語

生命の設計図はDNAであるが,生命現象の現場で中心的な役割を担うのはタンパク質である.タンパク質が多様な生体分子と相互作用して複合体を形成することで,物理的あるいは化学的なシグナルを受容,伝達そして応答し,様々な生命現象が引き起こされる.したがって,生命を理解するには,無数に存在するタンパク質複合体の作動機構を理解する必要がある.放射光連携研究機構生命科学部門では,タンパク質複合体の立体構造決定によりその作動機構を明らかにし,様々な生命現象の理解を進めてきた.本セミナーでは,最近プレスリリースをおこなった「がん抑制の仕組み」「神経回路形成の仕組み」に関する研究成果について紹介したい.


(公開日: 2015年06月11日)