台湾-日本 中性子散乱ワークショップ
日程 :
2006年12月7日(木) - 2006年12月9日(土)
場所 :
テクノ交流館リコッティ
主催 : 交流協会 & 物性研 世話人 : 柴山 充弘 (63418)
e-mail: sibayama [at]@ issp.u-tokyo.ac.jp
e-mail: sibayama [at]@ issp.u-tokyo.ac.jp
生物およびソフトマターを対象とした中性子散乱研究は、東アジアにおいても年々盛んになってきている。特に、ナノテクノロジー・バイオテクノロジー研究が活発な台湾では、主に米国や欧州の中性子散乱施設を利用した研究が行われている。こうした背景のもとに、今回、台湾国立清華(Tsing Hua)大学 Tsang-Lang Lin教授とともに、交流協会(日台の学術・文化交流を目的とした財団)の支援を得て、日台中性子散乱セミナーを開催することになった。
この会議では日本に於ける中性子散乱研究の一大拠点である物性研究所において、日本および台湾両国の研究者が一同に会し、小角散乱、中性子反射率、中性子スピンエコー法、および非弾性散乱の研究成果を発表し、意見交換を行うことを企画した。台湾側には、近い将来にJPARCに台湾の装置を建設する計画もあるため、会議の開催地を東海とし、研究会(口頭およびポスター)に加えて、JPARC施設および原研3号炉に設置された物性研中性子散乱装置群の見学も行う。台湾からは交流協会の予算にて約10名の研究者が来日する。一方、日本側からは短期研究会として、全国から生物およびソフトマターの研究者が参加し、活発な研究交流を展開する。
http://shibayama.issp.u-tokyo.ac.jp/TJMeeting/
(公開日: 2006年09月11日)