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量子乱流と古典乱流の邂逅

日程 : 2016年1月5日(火) 10:00 am - 2016年1月7日(木) 6:00 pm 場所 : 物性研究所本館6階 大講義室(A632) 世話人 : 坪田 誠 (06-6605-3073)
e-mail: tsubota@sci.osaka-cu.ac.jp
講演言語 : 日本語

量子流体が作る乱流—量子乱流—は、低温物理学における重要テーマとして、現在活発に研究が行われている。量子乱流の大きな特徴は、循環が量子化された量子渦が、その物理を担うという点にある。量子乱流は、約半世紀前に超流動ヘリウムを舞台にして研究が始められたが、近年、原子気体ボース・アインシュタイン凝縮体でも実現し、ますます興味深い展開を見せている。乱流と言えば、(古典)流体力学の乱流が本家であるが、これまで物性物理学との接点や交流は、ほぼ皆無であった。本研究会は、低温物性物理学の研究者と、(古典)流体力学そして数理科学の研究者が、乱流現象に対する現状認識を披露し合い、それぞれの最新の研究成果を発表し、研究協力を試みることを目的とする。

http://yamashita.issp.u-tokyo.ac.jp/tanki160105/


(公開日: 2015年10月02日)