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機能物性セミナー「ヘムタンパク質の機能操作:超分子集合体および人工酵素の構築」

日程 : 2016年7月21日(木) 11:00 - 12:00 場所 : 物性研究所本館6階 第5セミナー室 (A615) 講師 : 大洞光司 所属 : 大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻 世話人 : 吉信淳 (63320)講演言語 : 日本語

ヘムタンパク質は、補因子としてポルフィリン鉄錯体(ヘム)を含み、生体内で物質変換の触媒や酸素貯蔵・輸送等の役割を担っています。我々のグループでは、ヘムを除去したヘムタンパク質に、化学的に合成した人工補因子を挿入し、ヘムタンパク質の機能改変を実施しています。本セミナーでは、天然のシステムに倣った人工酵素や光補集系および新規生体材料への応用を指向したヘムタンパク質集合体について紹介します。

文献 J. Am. Chem. Soc., 135, 17282–17285 (2013)、Chem. Commun., 51, 11138–11140 (2015).


(公開日: 2016年07月04日)