アメリカ地球物理学連合(American Geophysical Union)は世界148カ国に約6万人の会員を持つ、世界最大の地球物理学の学会です。AGUでは地球・惑星科学分野の研究で大きな貢献のあった会員をフェローとして選出していますが、2011年には物性研究所新物質科学研究部門の八木健彦教授が日本からただ１人、選出されました。これは同教授の長年にわたる高温高圧実験にもとづく地球深部物質の研究に対する功績が評価されたものです。称号授与式と晩餐会は本年12月にサンフランシスコで開かれるAGUの年会で行われる予定です。

http://www.agu.org/about/honors/fellows/fellows_current.shtml