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榊原教授のグループが共同で「カゴ構造のレアアース化合物で超伝導と反強四極子秩序の共存をはじめて発見」

昨年、広島大学大学院先端物質科学研究科の鬼丸孝博助教の研究グループが、4f電子を2個持つレアアースのプラセオジム(Pr)イオンがカゴに内包されたPrIr2Zn20Tc=0.05Kで超伝導を示すことを見出したが、今回、榊原俊郎教授が同グループと共同で、比熱と磁化を極低温領域で測定することによって、Tcよりも高いTQ=0.11Kで4f電子の電気四極子(電荷分布)が交替的に空間配列(反強四極子秩序)することを発見しました。

詳細はリリース文書をご覧ください。

(公開日: 2011年05月06日)