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高木宏之氏(軌道放射物性研究施設助教)が第8回日本加速器学会奨励賞を受賞

受賞講演を行う高木氏 (2012年8月9日)

高木宏之助教(軌道放射物性研究施設)が第8回日本加速器学会奨励賞を受賞しました。高木氏は加速器の入射システムを研究しており、世界に先駆けてパルス6極電磁石を使った蓄積型放射光源の電子入射方式の開発研究を行い、トップアップ運転時の蓄積ビームの振動を容易に抑制する入射方法を実用化しました。現在、この入射システムは高エネルギー加速器研究機構のPhoton Factoryにおいてユーザー運転に使われており、世界中の多くの放射光源が注目しているシステムです。今回この研究が高く評価され受賞となりました。

(公開日: 2012年09月24日)