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A mineral, naturally occurring substance

Date : Thursday, July 23rd, 2015 11:00 AM - 12:00 PM Place : Lecture Room (A632), 6th Floor, ISSP Lecturer : Daisuke NISHIO-HAMANE Affiliation : Electron Microscope Section, ISSP Committee Chair : Minoru YAMASHITA, Takeo KATOLanguage in Speech : Japanese

物理・化学をはじめ,多くの学術領域においてペロブスカイトやスピネルなどの単語は頻繁に登場し,これらは我々にとって比較的なじみが深い単語である。しかしその一方で,その単語が本来何を意味しているかを知っている人はいるだろうか。いや,そもそもこれらの単語がいつどのようにして生まれ,どうやってそれが認知されるのか。結論から言うと,これらの単語は「鉱物」という物質の名前であり,国際鉱物学連合が学術的に公認する。そして毎年のように新しい鉱物が発見されている。そう「新種」である。新種の発見,それは世界初への挑戦でもあり,栄光を勝ち取るには何よりもチャンスに気づくことが大切である。ここでは,鉱物とは何か,そして,新種が学術界で公認・公表される過程などを,自身の経験を例に挙げながら話題として提供する。鉱物研究の意義や面白さ,鉱物の魅力についても触れてみたい。


(Published on: Monday July 6th, 2015)