東京大学高輝度光源計画
加速器の概要

加速器の概要!

<<Low Emittance Mode>>
Lattice file, output
OPTICS の絵
Tune Shift
Phase Plot

<<High Emittance Mode>>
Lattice file, output
OPTICS の絵
Tune Shift
Phase Plot

  弧部分中央(左右2箇所)に直線部を加え、そこにもアンジュレーターを挿入し、エネルギーを 1.6 GeV に上げて運転することで、SXの発生も可能にする。(ただし、世界最高性能の Low Emittance Mode がメインの運転モードである。) エネルギーの高いモードを可能にするため、偏向電磁石を 60cm から 80cm に伸ばした。
  弧部分の直線部は、主長直線部と同様、偏向磁石を半分に切って挿入し、透明性を保つようにチューンを調整した。透明チューンは、水平方向:+1、垂直方向:+0.5 である。(主長直線部は水平、垂直方向ともに+1。) ただし、そのままではマッチングセクションと直線部分を新たに設けるため、色収差が増え、寿命が短くなってしまう。そこで、ノーマルセルにおいて偏向磁石を伸ばした分だけ他の部分を縮めることを避け、ノーマルセルの色収差を小さく抑えることにした。またそのようにすると、ノーマルセルの Twiss Parameter が変化するため、6極磁石の強度そのものも(実効的なキック力は別)小さく抑えることが出来る。なお、周長(&縦幅)が大きくなることはどうしても避けられない。

設計理念
色収差の影響と補正
電流による emittance growth
Alignment error と CODの比
誤差の影響と補正
24回対称のDynamic Aperture(Low emittance mode)
 


first upload on Friday,11,Dec,1998
Updated on Monday,19,July,1999

SOR施設加速器部門


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