光速にほぼ等しい速さで走る電子が磁場によって曲げられると、遠赤外からX線までの連続スペクトルを持つ光が発生します。この光は放射光と呼ばれ、基礎科学から応用科学までの広い分野で利用されています。本研究施設は、1975年に設立されて以来、極紫外・軟X線領域の放射光を共同利用に供するとともに、放射光を利用した物性研究を推進する中心的な施設の一つとしてその役割を果たしてきました。
本施設は、SPring-8に播磨分室を設置し、建設・整備した高輝度軟X線ビームライン(BL07LSU)を利用して放射光利用実験を行っています。常設ステーションとして、時間分解光電子分光ステーション、 3Dnano ESCAステーション(放射光連携研究機構管理)、高分解能軟X線発光分光ステーションを有し、さらにユーザーの装置を持ち込めるフリーポート(集光鏡整備)を備えています。 播磨分室での共同利用実験の申し込みは、年2回(6月初旬12月初旬)受け付けています。
また、高エネルギー加速器研究機構PFに設置していたビームラインでの活動を2014年に終了し、現在、柏キャンパスにおい て、極紫外・軟X線レーザー光を用いた物性研究を行っています。

セミナー・研究会

List
2018/03/13
ISSP-Workshop
SPring-8 BL07LSUの現状と次世代軟X線科学創成への戦略
2018/02/21
シンポジウム
文部科学省「光・量子融合連携研究開発プログラム」シンポジウム
2018/01/17
LASORセミナー
SARPES 2.0: obtaining information from spin interference
2017/09/25
LASORセミナー
When THz meets X-rays: Ultrafast Magnetism

お知らせ

  • 2018/1/17
    東京大学放射光分野融合国際卓越拠点(SRRO)のホームページを開設しました。
  • 軌道放射 Activity Report 2016 を発行しました。
       http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/sor/05_01/ActivityReport.html
       物性研Activity report 2016 
  • つくば分室は活動を終了しました。
    軌道放射物性研究施設-つくば分室では、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の放射光施設であるフォトンファクトリー(PF)に、東京大学物性研究所が建設&整備した3本のビームライン(BL-18A, BL-19A, BL-19B)を、維持,管理し全国の大学や研究機関の共同利用研究に供してきましたが、2014年3月にて共同利用を停止し、活動を終了いたしました。多くの方々のご支援に感謝いたします。