一般講演会 モノから始まるクルマ作り

概要

東大物性研が、年に一度お届けする一般講演会。
今年は、電気自動車、ハイブリッドカーのあり方を変えるかもしれない革新的な電池を開発した菅野了次氏(東工大)と、燃料電池の発電効率をミクロから解明する原田慈久氏(東大物性研)。二人の研究者が語ります。

日付
2017年11月25日(土)
時間
14 : 30〜16 : 00(開場13 : 30)
料金
無料
申込
不要
場所
柏の葉キャンパス駅前サテライト
TX柏の葉キャンパス駅 西口 徒歩1分
UDCK 1階多目的ホール
主催
東京大学 物性研究所
後援
柏市

講演者

菅野 了次

菅野 了次(東京工業大学大学院 教授)

携帯電話から大型のものでは自動車や飛行機にまで、幅広く使われているリチウムイオン電池。おそらく、皆さんも一つはお持ちでしょう。

リチウムイオン電池はとても優秀な電池ですが、残念なことに異常発熱、時には発火事故も、ごく稀にですが起きています。原因は、電池の中で使わ れている電解液。そこで、電解液の代わりになる固体(セラミック)を開発。電池に組み上げると、従来の性能を凌駕する圧倒的な大電流と大容量を実現。 どちらも車載用電池にとって重要な性質です。

高エネルギー密度と安全性を達成できる電池、それが「全固体電池」です。電池の中のミクロな材料設計から、クルマに繋がるお話をします。

東京工業大学大学院 菅野・平山研究室

原田慈久

原田 慈久(東京大学 物性研究所 准教授)

水しか排出しない、究極のエコカーとして登場した燃料電池自動車(FCV)は、 酸素と水素を燃料に走る自動車です。その要となっているのが燃料電池。

FCV 普及にはいくつかの課題がありますが、その一つが発電性能です。酸素と水素から、エネルギー(電気)と水を作り出す。この反応には、必ず触媒が使われています。良い触媒を使えば、効率よく反応が起きて水が排出さ れます。ところが、この水が触媒のそばに残っていると、本来の発電性能が 発揮されなくなってしまうのです。

放射光を用いた最先端の分析により、この悪さの原因は、水が酸素と仲良く触媒にくっついてしまう事と分かってきました。巨大な装置で電池の中のミクロな反応を捉えることで、さらなる省エネに挑みます。

東京大学 物性研究所 原田研究室

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