高圧ガスボンベ 利用案内
利用方法と流れ

図1. 高圧ガスボンベ使用アウトライン
- 在庫品は、webから在庫を確認の上、液化室(物性研 低温棟 B-116)までお越し下さい。
- 在庫の確認は事前にwebから行うか、お電話(内線:63514)で液化室までご確認下さい。
在庫品はこちらから確認できます。
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/cryogenic/cylinder/list.asp
- 貯蔵庫での引き渡しを希望される場合は必ずお電話(内線:63514)で事前にご連絡下さい。ご希望の貯蔵庫前にてお引き渡しを行います。
- 特注品の注文は、webから行ってください。ボンベの納入予定日等、詳細が決まり次第液化室から連絡をします。
- ガスボンベの貸し出しの際には液化室員が対応しますので、必ず液化室員に声をかけてください。
- 利用毎に所定の用紙に記入していただきます。
- ボンベの注文と管理は下記のシステムをご利用下さい。

高圧ガスボンベ管理システム(GasCylinderManagementSystem)

図2. 高圧ガスボンベ利用のプロセスマップ
在庫品について
- 在庫品は注文状況によって変化します。
- 在庫している、ガスの種類、純度、容量等はこちらでご確認下さい。 →
在庫情報
係員対応時間
ボンベの貸出期間
- ボンベの貸出期間は原則貸出日から1年間とします 。
- できるだけ1年程度で使い切れる量のボンベを注文してください。
- 事務本部で単価契約を行っているガスに関しては、ガス納入業者の変更があった場合、変更日以前に借りたボンベについては、 変更日から6ヶ月以内に返却してください。
納入業者の変更は、通常4月1日となるので、それ以前に借りたボンベは どんなに遅くとも、同年9月30日が最終返却期限になります。なお、 返却時にガスが残っていても、ボンベは返却してください。
ボンベの返却方法
- 業者より貸与されているボンベも一括して液化室から業者に返却を行います。液化室を通さずに購入した物も返却可能です。
- ボンベの返却はボンベ庫で承っています。研究室からボンベ庫までの運搬は、研究室のユーザーが行ってください。
- ボンベ運搬に必要な、運搬車(キャリア)を貸し出しています。
- 返却は開室時間中であればいつでも受け付けております。
- 返却可能なご都合の良い時間に【内線 63514】までご連絡いただくか、メール(ekika-gas@issp.u-tokyo.ac.jp)で返却希望日時をご連絡ください。折り返しご連絡いたします。
- 業者が研究室まで直接回収し、返却可能なボンベもありますが、他のボンベの納品に併せて業者の都合の良い時間に回収をお願いするため、時間指定できず、回収までの時間もかかります。
- 上記をご理解の上、業者に回収を希望される場合は液化室までメールでお問い合わせください。
- その他、詳細については液化室までご相談下さい。
ガスボンベ貯蔵庫の位置

図3. 柏キャンパス内の高圧ガスボンベ貯蔵庫の位置
利用者と指定講習会について
- 高圧ガスボンベ利用内規で定められている利用者は以下の者となります。
不明な場合は液化室までお問い合わせ下さい。
- 利用者は、次の各号に掲げる者であって、柏キャンパスにおいて高圧ガスボンベの利用を希望し、かつ、 物性研究所 低温液化室(以下「液化室」という。)が主催する指定講習会を受講した者に限る。
- 教職員及び学生
- ポスドク等研究者
- 共同利用研究者
- その他柏地区安全衛生管理室長又は液化室が認めた者
- 指定講習会は、以下の
二つの講習会となります。
- 高圧ガス利用講習会
対象:高圧ガス保安法で定められている高圧ガス【O2、He、N2、Ar、CO2等、1MPa以上のガス 及び 寒剤(液体ヘリウム、液体窒素)等】利用者
- 寒剤利用講習会 (対象:寒剤(液体ヘリウム・液体窒素)利用者)
- 高圧ガスボンベ利用講習会 (対象:高圧ガスボンベ利用者)
- 高圧ガス製造保安責任者の免状をお持ちの方は、講習の一部を免除しますので液化室までお問い合わせ下さい。
- 共同利用研究者・海外から来られた方については一定の要件を満たす場合において、簡易講習を受講できます。
- 詳細は液化室までお問い合わせ下さい。
- 講習会の開催時期等詳細については、下記ページをご覧下さい。
講習会の詳細・申込はこちら
「高圧ガスボンベ使用者」の登録方法について
利用する際の注意点
- 利用費用は原則として運営費交付金にて学内精算を行います。
- それ以外の経費でご利用される場合は、事前に必ずご相談下さい。
- 費用について(学内閲覧のみ)もご覧下さい。
- その他、ご不明点などありましたら液化室までご連絡下さい。
高圧ガスボンベ使用上の注意点
- 高圧ガスボンベを使用する際は、高圧ガス保安法の規定に則り使用してください。
- 具体的には消費の基準を参考に適正な消費環境を整えた上でご使用下さい。
- 柏キャンパス内では、液化室が主催する指定講習会を受講した方のみ高圧ガスを使用可能です。
- 高圧ガスボンベは適正に扱えば、至って安全に使えますが、使用方法を間違うと非常に危険です。使用する際は、十分注意してご使用下さい。
- 高圧ガスボンベの取り扱いもご覧下さい。
その他
- 預かり品について
- 長期間、研究室で貯蔵状態にあるガスボンベ(一部、特殊高圧ガスなどは除く)を貯蔵庫にてお預かりします。
- 但し、ボンベお預け・返却は係員立ち会いの下に行いますので、係員不在時には対応できませんのでご注意下さい。
- 詳細については、液化室までお問い合わせ下さい。
- 利用者購入品について
- 土日・液化室員不在時等、緊急に必要で、液化室を通さないでガスを購入した場合はかならず、高圧ガスボンベ管理システムに利用者が情報を登録してください。情報を登録せずに、利用するようなことは一切しないで下さい。
- 高圧ガスボンベ利用内規
参考:柏キャンパス内利用方法変更のお知らせ
平成18年7月1日より、柏キャンパス内の高圧ガスボンベの適正な管理を行うために、柏キャンパス内の全ての高圧ガスボンベ利用法が変わります。
従来、研究室で個別に購入・管理していた高圧ガスボンベを新設の貯蔵庫(2カ所)を使って物性研究所 低温液化室(以下、液化室)※1が一括管理します。
今までは研究室毎に高圧ガスの管理を行っていたため、不必要なガスボンベ・使い切った空ボンベを廊下や研究室内に放置してある、教官や学生がいなくなった後に誰が使っていたわからないボンベがとり残されている、といった、"放置ボンベ"や"野良ボンベ"が点在しているといった事態が頻繁に起こっていました。
このような事態を避けるために、高圧ガスボンベを一括管理することにより、研究室内から、"放置ボンベ"や"野良ボンベ"を排除する事を目的としておこなうものです。また、このような事態は高圧ガス保安法上も適切な管理を行っているとは言えず、"放置ボンベ"や"野良ボンベ"は、犯罪や事故につながりやすいことから監督官庁より大学内で、適正な管理を行うよう指導されています。
管理の一環として、7月1日から液化室を通して高圧ガスボンベを購入していただくことになりますが、これは高圧ガス保安法に適した管理を行うために必要な「高圧ガスボンベ受払台帳」を整備する為の情報登録を効率的且つ確実に行え、また、液化室側で情報登録を行うことにより利用者への負担を軽減する事を目的として行うものです。
柏キャンパス内でよく利用されるガスボンベは、在庫品※2として貯蔵庫にて常に保管しますので、高圧ガスボンベのスムーズな利用が可能となります。
また、利用頻度の少ないガス・特殊なガスに関しては在庫していませんので、特注品となります。その他、詳細については以下をお読み下さい。
高圧ガスボンベの適正な管理のために、 皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
※1 柏地区安全衛生管理室より管理委託を受け、物性研究所 低温液化室(以下、液化室)が柏キャンパス全体の高圧ガスボンベの管理を行います。
※2 在庫品については利用状況から、変更する場合もありますのでご了承下さい。
問い合わせ先: 物性研究所 低温液化室
内線:63514
E-mail:ekika-gas@issp.u-tokyo.ac.jp