US-Japan Cooperative Program on Neutron Scattering
■ファイルメーカーについて
ファイルメーカー Pro は、FileMaker Inc. が販売しているデータベースソフトウェアで、MacOS ・ Windows ・ Linux 上で互換性を保って使用でき、また開発が他のものに比べて簡単であるために広く利用されています。(中性子科学研究施設でも、共同利用申込みや年会の受付などで使用しています。)

ファイルメーカーは、図書館の索引カード(あまり使われなくなりましたが)に例えることができます。索引カードの束全体を「データベース」、特定の書籍に対応したカードを「レコード」、カードの中にある書籍名や著者名、出版社、出版年月日などを書き込む欄を「フィールド」と呼びます。

皆様にダウンロードしていただくファイルは「データベース」です。その中に、ご自分の申請書となる「レコード」を新規作成していただき、そのレコードのなかのフィールド(申請者氏名、電話番号、サンプルの情報、などなど)に必要事項を書き込んでいただきます。

お送りいただいたデータベースをまとめて、2004年度の申請書を全て含むデータベースを作成します。それによって、データを様々な形で利用することが可能となり、申請書の処理をスムーズに行えるようになります。また、申請者の皆様も、電子的な申請が可能となることで、入力や提出の手間が簡素化するなどのメリットがあると考えています。

■ダウンロードしたファイル
ダウンロードしたファイルをStuffItなどで解凍すると、フォルダーが現れます。そのなかに、
  • US-Japan2004 ソリューション
  • US-Japan2004.USR

というファイルが入っています。ソリューションがデータベースエンジンで、.USRファイルがデータベースそのものです。

US-Japan2004ソリューションをダブルクリックして立ち上げます。

■レイアウトの移動
ウインドウの左上に「Japan」と書いてあるボタンがあります。それを押すと、レイアウトを変更することが出来ます。この申請書ファイルでは、一つのレコード(一つの申請書)に対して、複数のレイアウトを定義することで、ページを変える仕組みをつくっています。

Japan, ORNL_1, ORNL_2, ORNL_3, ORNL_4は、それぞれ申請書の1〜5ページに対応します。Print_Outはそれらをひとつのレイアウトにまとめたもので、確認のために5ページをまとめてプリントアウトするために使用します。

字が小さくて読みにくい場合は、150%や200%などに適宜拡大することができます。ウインドウの右下の山形のアイコンで調整できます。
■新規レコード
ご自分の申請書を記入するためには、まず、新しいレコードを作成します。レコードメニューから「新規レコード」を選んで下さい。

レコードを作ることで、一つのデータベースに複数の申請書を蓄えることができます。受理された申請書は、元となるデータベースファイルに読み込まれて管理されます。

レコードを作成すると、ウインドウ左上の「レコード数」の数字が増えるはずです。メモ帳のようなアイコンをクリックすることで、前や後ろのレコードに移動できます。

※検索をかけたりすると、表示されるレコードが「全レコード」でなく「対象のレコード」だけになります。自分のレコードを見失ったときは、レコードメニューの「全レコードを表示」をしてみてください。

■ お願い ■

  • ファイルメーカーでは、アイドル時や終了時にデータベースが自動的に保存されますので、自分で「保存する」必要はありません。
  • フィールド内で各種書式が使えますが、もともと決められているフォントサイズや行送り幅などは、できるだけ変更しないで下さい。
■図を貼りこむ
図は「ORNL_4」のレイアウトに2枚まで張り込むことができます。

図を張り込むフィールドをクリックして指定した後、挿入メニューから「ピクチャー...」を選ぶと張り込む図ファイルを選ぶことが出来ます。

ファイルメーカーは色々な画像(動画も!)扱えますが、この申請書ではjpeg形式のファイルにしてください。

■ お願い ■

  • 画像ファイルは大きくなりがちです。大きさは6cm×6cm以内、解像度は150dpi程度に抑えて下さい。

Last Modified: Mon, Jun 7, 2004
Contact: yoshi
@issp.u-tokyo.ac.jp / hirota@issp.u-tokyo.ac.jp