| 高分解能パルス冷中性子分光器
（C3-1-1） AGNES Angle Focusing Cold Neutron Spectrometer |
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| AGNESニュース | ||
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現在、AGNESの大規模な改造を行っています。今回の改造では、これまでAGNESの弱点とされていた中性子検出強度の弱さ、バックグラウンドの高さ、測定操作の煩雑さなどを一気に解消するため、検出器の増設、モノクロメーターの改良、低速チョッパーの同期制御、中性子遮蔽体の強化、計測システムの高度化と全自動化などを行います。 | ||
| 概要 | ||
本装置は改造３号炉冷中性子導管実験孔C3-1-1に設置されている中性子非弾性散乱用の分光器である。５連のPG002モノクロメーターにより特定波長（4.22Åまたは5.50Å）の中性子ビームを取り出し、それを２連のフェルミチョッパーによりパルス化する（パルスの半値全幅は30μsまたは12μs）。これを試料に照射し、試料によって散乱された中性子を試料から1.8m離れた多数の中性子検出器（散乱角10°から130°まで1°毎に置かれている）によって同時に測定する。中性子の飛行時間と散乱角に対する強度データから、中性子と試料のエネルギー遷移および運動量遷移の頻度（動的構造因子S(Q,ω)）を決定することができる。
非弾性散乱データからは液体や固体中の原子や分子の振動状態（フォノンやマグノンの分散関係や状態密度）を、準弾性散乱データからは拡散過程（拡散係数やジャンプ距離）を詳細に解析することができる。これらのデータから、伝統的な物性物理分野のダイナミクス研究のみならず、近年盛んな溶液化学、生命科学、材料科学などの分野の研究を幅広く行うことができる。 | ||
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| 仕様及び性能 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| AGNESのビームタイム | ||
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年度の初めに代表者に対してアンケートをお送りします。 | ||
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| AGNESを用いた研究例 | ||
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東京大学物性研究所・山室研究室 ［ その他、整備中 ］ | ||
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| Publication List | ||
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装置の紹介 中性子散乱研究施設のホ−ムペ−ジ 物性研のホ−ムペ−ジ | ||
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