窒素ガス配管 利用案内(物性研 本館のみ)
使用までの流れ
本館で配管されている窒素ガスを使用する方のみ、登録が必要になります。また、使用する研究室は一ヶ月に一回、ガスメータのデータの報告の義務が発生しますので、ご注意下さい。
使用するのに必要な手続き等の大まかな流れは以下のようになります。

ガスメータの設置と電池交換について 2021.03.25追記
- 2021年4月より、新たに利用される場合はガスメータは液化室から支給します。利用を希望されている方は、登録用紙に記入の上、液化室までお申し出ください(メール可)。登録内容に応じて、ガスメータを支給いたします。
- 流量計に何も表示されない場合は、一般的に電池切れが考えられます。その際は速やかに液化室までお申し出下さい。交換用の電池を支給いたします。
- その他、ご不明点等ありましたら液化室(内線:63515)までご連絡下さい。
具体的な登録方法及び注意点について
- 利用開始予定日の一週間前までには登録申請・ガスメータ設置を完了させて下さい。
- 窒素ガスメータの登録用紙はダウンロードのページからダウンロードして使用するか、もしくは液化室にありますので取りに来てください。
- 登録は、常時(土、日、祝日除く9:00~17:00)受け付けておりますので、登録用紙に必要事項を記入の上、液化室に直接お越し下さい。メールでの送付も可能ですが、必要な支給品は液化室まで取りに来る必要がありますのでご了承下さい。
- 流量計より手前(液化室側)の窒素ガス配管の分岐工事を行う場合等は、事前に必ず液化室までご相談下さい。無断で工事すると利用者全体に影響が出る恐れがあります。なお、その際の配管分岐費用は研究室負担となります。
- 新たに分岐した配管の先には必ずバルブと液化室指定のガスメータを設置して下さい。設置後は液化室による設置確認を受けてから利用を開始して下さい。
- 無断で窒素ガスを使用した場合には、ペナルティを課せられる場合があります。必ず登録してからご利用ください。
- その他、ご不明点等ありましたら液化室(内線:63515)までご連絡下さい。
窒素ガスを使用する際の義務
当室が供給する窒素ガスを使用する場合には以下のことが最低限の義務となります。ご理解の上、ご協力お願いします。
- 液化室指定の講習会の受講。講習会の開催日時等、詳細についてはこちらでご確認下さい。
- 「窒素ガスメータの登録」の申請
- ガスメータ(液化室より支給)の設置、及び液化室による設置確認
- ガスメータの電池交換(常時数値が読み取り可能な状態にしておく事。電池は液化室より支給)
- 毎月ガスメータの検針及び報告
データ入力に関するお願い
- 事務処理の都合上、できる限り調査日に入力願います。
- 調査日は、毎月1日となっています。なお、1日が土・日・休日の場合は直近の平日となります。
- 諸事情で調査日に入力できない場合は、必ず事前に液化室までご連絡ください。
- 登録されている流量計の全てのデータを入力する必要がありますので、流量計の登録を確認し、間違いなどがある場合は液化室まで連絡して下さい。
- データが前月と変わっていない場合にも必ず入力して下さい。
- データを入力していただけない場合、本館使用の窒素ガス代を全て負担していただく場合もありますのでご了承ください。
- 利用しなくなった配管・ガスメータは、閉止作業及び登録データを削除しますので必ず液化室までご連絡ください。
窒素ガスの使用方法
- 液化室による設置確認が完了すれば、使用可能となります。
- 各部屋にある窒素配管のバルブを開けると使用出来ます。
- 供給元の圧力は0.35MPaですが、使用状況によって変化しますのでご了承下さい。
- 窒息の恐れがありますので、使用の際には必ず換気を行い、窒息事故など十分気をつけて行ってください。
- 流量計に異常があった場合は、すぐに液化室までご連絡ください。
- 利用開始に伴い、酸素濃度計が設置されていない場合は液化室までご連絡ください。
- その他、不明点がありましたら液化室までお尋ね下さい。
窒素ガスの課金方法
- 学内精算可能な費用のみご利用可能です。科研費等ではご利用できないのでご注意ください。
- 研究室ごとの窒素ガスの使用量は、液化室側にある大元の中圧メータより算出した本館全体の使用量を各研究室に設置してあるガスメータの値で按分したのち、液化室側で決定いたします。研究室側にあるメータの値とは異なりますので、ご注意下さい。
- 窒素ガス代の請求は他の寒剤と同じように月毎に行います。
- その他、不明点がありましたら液化室までお尋ね下さい。