2004−2005年度版へ

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Synchrotron Radiation Laboratory,
Institute for Solid State Physics,
The University of Tokyo,
5-1-5
kashiwa-no-ha,
Kashiwa, Chiba
277-8581, Japan

 




         平成19年度 第一回VUV・SX高輝度光源利用者懇談会幹事会議事録

  1. 日時:平成19年9月29日(土)13:00〜16:10
  2. 会場:東京大学物性研究所 6階第2会議室
  3. 出席者(敬称略):辛(会長 東大物性研)、伊藤(KEK)、尾嶋(東大)、小野(KEK)、鎌田(佐賀大)、 
   
小杉(分子研)、佐藤(東北工大)、大門(奈良先端大)、間瀬(KEK)、宮原(首都大東京)、柳下(KEK)、
    吉信(東大物性研)
   オブザーバー:柿崎(東大物性研)、中村(東大物性研)、松田(東大物性研)
   委任状: 8通
  4. 配布資料:
    ・議事次第
    ・平成18年度会計報告書
    ・平成18年度第二回幹事会議事録
    ・物性研究所短期研究会「高輝度軟X線放射光が開く物質科学の新たな地平」-これまでの経緯-
    ・専用施設設置実行計画書
    ・サブグループ・キックオフ・ミーティング議事録
     (光電子分光、軟X線発光、光電子顕微鏡、軟X線イメージング、時間分解分光)
    ・サブグループ・キックオフ・ミーティングPPTファイルプリントアウト
     (光電子分光、軟X線発光、光電子顕微鏡、軟X線イメージング、時間分解分光)
  5. 報告・議事
   1) 平成18年度第二回幹事会議事録が承認された。
   2) 柳下会計委員長より、平成18年度会計報告があり、承認された。
   3) 尾嶋放射光連携研究機構長から機構のwebpageの紹介があり、さらに機構のこれまでの活動が報告
     された。
   4)尾嶋放射光連携研究機構長と柿崎放射光連携研究機構・物質科学部門長により、東大アウトステーショ
     ン計画の現状と、そのエンドステーション設置のための平成19年度概算要求に対する状況について詳細
     に説明がなされた。
   5) 東大アウトステーション計画における共同利用研究体制、及び実際の実験テーマについて議論された。
    ●エンドステーションの各実験装置は、サイエンスのテーマ及び実験技術の両面から優先順位を決めて
      設置すべきである。
    ●エンドステーションでは、概算要求した以外の実験装置も設置できるようにすべきである。
    ●エンドステーションにおける各装置の共同利用は、公平に行われるようにして欲しい。
    ●利用者のビームタイムのための旅費、宿泊費は、現時点では東大の概算要求から賄う予定であるため、
      長期展望では再検討が必要である。
    ●ビームラインにおける液体窒素使用などの経費をどこから捻出するか考える必要がある。
   6) 東大アウトステーション計画について、各サブグループの現状報告がなされた。
    ・「ナノビーム光電子分光」(尾嶋(組頭))
    ・「軟X線発光」(辛(原田))
    ・「光電子顕微鏡」(辛(奥田))
    ・「軟X線イメージング」(小野)
    ・「時間分解軟X線分光」(松田)
    ● 各サブグループのサイエンステーマが、先駆的かつ挑戦的なので、東大アウトステーションビームライン
       には汎用装置も用意すべきである、という意見が出た。
    ● 長尺アンジュレーター光そのものを利用したサイエンスがないか、議論された。
    ● 11月〜12月にかけて、各サブグループ及び本ビームラインに合う実験を行っている研究者による東大アウ
      トステーションビームライン利用のワークショップを開催することとする。
    7) 今後のVUV・SX光源の展開について議論された。
    ●柿崎部門長より、東京大学物性研究所の「極限コヒーレント光科学研究センター計画」についての現状報告
      がなされた。
    ●科学研究費(特定領域研究)の申請を行い、SPring-8あるいはPFにビームラインを建設するという提案がな
      された。具体的な提案については柿崎、大門両氏に一任することにした。
    ●尾嶋機構長より、2009年1月9〜12日に東京大学本郷キャンパスで開催される日本放射光学会年会・放射光
      科学合同シンポジウムについての報告があった。