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Synchrotron Radiation Laboratory,
Institute for Solid State Physics,
The University of Tokyo,
5-1-5
kashiwa-no-ha,
Kashiwa, Chiba
277-8581, Japan

 




         平成18年度 第二回VUV・SX高輝度光源利用者懇談会幹事会議事録

   日時:平成19年2月23日(金)13:30 〜 16:20
   会場:東京大学物性研究所 6階 第2会議室 

   出席者:辛(会長、東大物性研) 雨宮健(東大) 伊藤(KEK) 太田(立命館大) 尾嶋(東大) 小野(KEK)  
      鎌田(佐賀大) 木下(SPring-8) 木村(分子研) 菅(大阪大) 宮原(首都大東京) 柳下(KEK) 
    オブザーバー:上田(東大物性研究所所長) 柿崎(東大物性研)
   
委任状:1通

   配布資料
 ・ 平成18年度総会議事録
 ・ VUV・SX高輝度光源利用者懇談会 会則・細則
 ・ SPring-8専用ビームライン設置計画趣意書

   報告・議事 
  1) 平成18年度総会議事録が承認された。
  2) 辛会長から会則の改正案が提案され、第1章第2条が以下のように変更されることが承認された。
    
       第 2 条 (目的)
     本会は、東京大学が建設するVUV・SX高輝度放射光利用施設の建設協力ならびに
     その研究計画に関わる情報交換の円滑化を図るとともに、会員相互の交流の促進を図り、
     放射光科学の発展に寄与することを目的とする。


  3) 尾嶋放射光連携研究機構長、柿崎放射光連携研究機構・物質科学部門長により、
    アウトステーション計画について、詳しい現状報告が成された。
  4) アウトステーション計画、及び今後の活動方針について以下のような議論があった。
 ・ アウトステーション計画の利用研究や共同研究に対して、大学の部局ではない放射光連携研究機構が
   責任を持って行えるのか。
 ・概算要求の行方については注意深く見守っていく。
 ・東大がビームライン建設に資金等の協力をしてくれる機会は、最大限利用すべきである。
 ・ビームラインのブランチ化は、資金面の困難さは有るが、マシンタイムの有効利用のために是非実行すべきである。
 ・アンジュレータの仕様について種々の議論があったが、「ビームライン設置計画趣意書」に公式に記述された
  偏光特性からの変更がある場合には、専門家と利用グループからなるサブグループが早期に関係者の意見を
  聴取しながら、滞りなく仕様を確定して建設を始めるべきである。
  ・利用研究に関わるエンドステーションの各サブグループを作り、ユーザーの意見を反映することとする。
  以下のサブグループのキックオフを次の会員に依頼し、建設協力チームを形成していくこととなった。
    2 光電子分光;組頭広志
    2 軟X線発光;原田慈久
    2 光電子顕微分光;木下豊彦
    2 軟X線イメージング;小野寛太
    2 時間分解分光;松田 巌
 ・共同利用体制については今後も議論を続けるべきである。旅費のサポートを行い、JASRIとの差別化を図るべきである。
 ・懇談会としては、アウトステーション計画以外に、軟X線FELなど高輝度光の利用研究や専用光源建設の支援も視野に
  入れるべきである。
 ・名簿の改訂については、総会の決定通り遂行する。
 ・ビームラインの利用計画については、ユーザー側の希望をとり入れる研究会等を、至急開催する。
  (現在、平成19年7月に物性研究所短期研究会の開催を企画中である。)
 ・次回の幹事会は、利用研究を検討する研究会の終了後に行うこととする。