scan motor1 start stop step
motor2 start stop step
[n=npoints] [preset=channel,value] [file=path]
★ stepは負でも正でも構いません。SPICEの方で正しく処理します。
★
stepは、もしn=pointsがあれば省略できます。
逆に、stepがあれば、n=pointsは必要ありません。
★
presetを省略すると、デフォルト値が使われます。
デフォルト値はpreset
コマンドで変更できます。
★ モーター名はc2やa2などのモーター名の他に、eiやef、e、h,k,lなどのpseudo motorを指定する事が出来ます。
- scan c2 -19.5 -20.5 -0.1 a2 -39 -41 -0.2
- scan ei 13 16 0.2
- scan h 0.95 1.05 0.01
- 一度に複数のモーター名を指定できますが、モーターが重複する場合はエラーメッセージが出ます。
★ 動かさないモーターはスタート角のみ入力して下さい。
- scan h 1 k 1 l 0 e 2 10 1 preset monitor 1000
上記はQ=(1,1,0)でのconstant-Qスキャン
- scan h 0.2 0.8 0.05 k 0.2 0.8 0.05 l 0 e 14 preset monitor 1000
上記はE=14でのhh0方向のconstant-E スキャン
★ モーターを指定しないと動きません。スキャン前の状態を保ちます。たとえば弾性散乱の場合eの項を省略できます。
★ e 0を入れると毎回、A1,C1(もしくはA3,C3)を弾性散乱条件に移動しようとします。A1はバックラッシュを取る為、一旦、設定角+0.2°に動かしてから設定角に移動させます。その為、もし弾性散乱の時にe 0を入れておくと、毎回A1を+0.2°移動、-0.2°移動を行うのでスキャンが遅くなります。注意して下さい。
★
scanコマンドの機能は、GUIのDrive/Scan/Countタブ->Scanタブ
からも実行する事ができます。
★
モーターはカテゴリーに分けています。リストからスキャンを行うモーターを選んで
リストに加えます。リストから削除するにはDeleteボタンを押します。
- それぞれのモーターに対し、Start、End、Stepを入力します。
- scantitleボックスにはスキャン名を入れます。
- カウントするchannel、計測時間(モニター)を設定します。
- Number Of Stepsは変更できませんが、scanコマンドが何点スキャンを生成するかユーザーが把握できるように、測定点数を表示しています。
★
"Start Scan"ボタンを押すとスキャンが始まります。
★
スキャンは、scansimボタンに
よりシュミレートする事ができます。詳しくは、
scansimコマンドを
参照してください。